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のびたの日記

妹はどこへ行く 入るお墓が無い 

2015年10月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



誰しも 何時かは この世とお別れするいのちである
ただ それが いつなのか 分からない所に人生の喜怒哀楽がある
自分の入るお墓も 高齢者の会話には良く出て来るが 生前に確保される方は少ない
 
私も墓地なんて うっすらとは考えたことはあるが 真剣に考えたことは無い
墓地の購入も 葬儀も高価で 年金暮らしには 意識的に避けてしまうのだろうか
仲間と話題に上る 樹木葬や 海に流すことも 他人事のように話していた
 

 
突然の死 普通に暮らしていると 可能性は認めるが 自分はまだまだと思っている
妹も数時間前まで 近所の主婦たちと雑談をしていたのである
夕食用の素材は準備をして テレビなどは録画予約もしていた
 
眼は不自由になってしまったが 明るく受け容れ 次のカラオケ大会出場の着物まで用意していた
まだまだ先は私より長いと思い 私の最期は面倒見てくれと冗談には話し その積りでもあった
棺に入れた カラオケ大会用の初めての着物が 私には哀しみが溢れたものである
 

 
妹の連れ合いに お墓はどうなるのと聞いた
まだ 予定は無く これからどうするか考えていると言う
やはり 生活にそんなに余裕も無く 嫁ぎ先の血筋の墓にも入れないらしい
 
頭に浮かんだのは 私の両親の墓である 八潮からも近い
姉や弟も ここに眠っている 兄弟だから 何とか入れないか そう単純に考える
連れ合いは入れない 私の両親の墓である
 
妹は生前 自分がもしもの時は その両親の眠る墓地へ入ることも良いなと話していたと言う
そして 連れ合いも 可能ならば それでも良いねと私と話した
自分の時は 家でも売って 子どもたちに墓でも立てて貰えば良いとも彼は考えていた
 

 
両親の墓は 大規模な共同墓地の一画を 生前に購入していた
20数年前に 相次いで亡くなり 墓の継承は 長男が名義を変えていた
兄に電話すると まずは 結婚した女性が 実家の墓に入るのが難しいと言う
 
これは通例で法的に決められているものでは無いらしい
次いで 名義上の兄夫婦が死亡すると 子どもが居ないので その時点で無縁墓扱いとなる
墓地の管理の墓石業者にも問い合わせたらしいが そんな答えが返ってきた
 
すると 私も漠然と両親の墓でも良いかと考えていたのも ゴミ扱いされてしまうのか
妹の行き先も まだ不明だが 私のお墓も急に真剣に浮上してきた
まだ先 考えたくもないが 何れ必要だ 私も高齢者だったんだと ようやく気付き始めた
 
 
 
     最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m
 



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