メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

じいやんの日記

防災週間 

2015年09月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:日記

9月1日は「防災の日」で、この日から1週間は防災週間として、さまざまな防災関連の催しがある。
大正12年の9月1日に発生した関東大震災にちなんだものだ。
そして現在、南関東でM7クラスの地震が発生する確率は、30年以内に70%と言われ、過去の被害記録を塗り替える大災害が、いつ起きても不思議ではない状況にあると言われてる。
中央防災会議によると、首都直下地震の推定死者数は、最悪のパターンで2万3千人を想定。
だが、これは被害を建物倒壊と火災のみとした場合の数字だというから、不完全な試算となっているのは、近代化した首都が直下型地震に襲われた前例がなく、被害想定を算出するデータがないからです。
そのため、実際の被害は想定の数倍になるとの指摘もあるほどだ。
業務上で今までに知りえた情報を記述しますが、いろんで出典元がありますので、多少の誇張もあるかもわかりません。

☆火災旋風(千度を超えるらしい)
関東大震災の犠牲者約10万人のうちの9万人が火災によって命を落とした。
次の首都直下地震でも、どれだけ火災による被害が出るかは、やはり地震発生の時間帯に左右されるが、最も多い死因は火災になるものと想定されている。
しかし、私の知るところでは火災旋風の正確な原因が判明されてないために、避難方法も明確化されていません。

☆デマによる被害拡大
災害が発生すれば、流言(デマ)による社会の混乱も懸念される。
特に現代のネット社会では、情報が拡散しやすいし、情報は一気に広まる。
関東大震災の時には、『朝鮮人虐殺』までに発展しました。
現在、SNSなどで拡散されるさまざまな根拠のないデマを見ていると、それが被害をさらに拡大させる恐れもあるのではないかと思えてくる。

☆建物の倒壊やエレベーター内の閉じ込め
次に、現代都市で建物の倒壊による被害が計り知れない。
東日本大震災では、三陸地方は固い地盤の土地が多かったために、M9.0という規模にしては建物倒壊の被害が比較的少なかった。
しかし、東京の下町は「豆腐のように地盤が柔らかい」と言われている。
阪神淡路大震災で甚大な建物損壊の被害が出た神戸と以上に軟弱な地盤の上に都市ができているのだ。
ビルについては、地下深くまで地盤が強化されている高層ビルよりも、むしろ中層ビルが危険だという。
だが倒壊を免れた高層ビルには、エレベーターが必須の設備であるため、停電による停止や閉じ込めの問題がある。

☆交通網の壊滅
首都直下地震では、特に通勤ラッシュ時を直撃した場合、電車、地下鉄、モノレールといった交通機関は大惨事になる。
首都圏の鉄道利用者は1日四千万人とも言われてる。
東京都作成の首都直下地震による被害想定の資料では、都内の道路・鉄道の橋桁は耐震化が進んでおり、落橋や橋の変形などの大被害はほとんど発生しないと書いてるが私の知識では、首都高の都心部分は地盤の弱い河川の上を走っているため、地震の規模によっては全壊することも考えられるし、捻じれに対する設計基準が無い時代のものなので、「想定外」の事態が起こりうる。
交通網は寸断し、救急車や消防車などの緊急車両も身動きできず、現場に辿り着けなくなるのだ。

☆経済崩壊、首都機能マヒ、政治は大混乱
今後起こり得る首都直下地震は、IT化が進んだ時代における初めての大震災となることも忘れてはならない。
多くの企業は地下などに自家発電設備を有しているが、地震によりそれ事態が機能しない場合や、3日以上も停電が続く想定はしていない。
現在の高度情報化社会では、企業のサーバや個人のPCが動作しなければ、企業活動はほぼ成り立たないし、経済は崩壊、東京の首都機能はマヒし、日本の政治は大混乱に陥るだろう。

私達は目前に大災害の恐怖が待ち受けているのに、「まさかこんなことは起こるはずがない」と現実を否定するか、諦めることによって、十分な防災対策を怠る。
大地震が怖いからといって、会社を辞めたり、転居できるはずもなく、指をくわえてみてるだけかも。
物事には優先順位があるが、食料の備蓄や帰宅困難の問題よりも、まず自分や家族の「命が助かる」ことを最優先に考えるべきだろう。
家族全員が死んでしまったら、食料の備蓄も意味が無いし、3日以上の備蓄も意味が無いかも。
防災週間に今一度、自分が納得できる対策を考えてみるのもいいかも!



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

防災訓練

みのりさん

 今日はこちらでも
防災訓練がありました。

大きな災害なこないことを
祈りたいです。

2015/09/06 19:05:47

PR







上部へ