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のびたの日記

津軽・下北はミステリアスがいっぱい 

2015年08月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



今日から青森のねぶた祭りが開催される
勇壮 豪華 躍動 全てがここに凝縮されている
数年前までは私は毎年 このねぶたを含めて東北へ行った 
 

 
見事に描かれた武者絵 歴史画が明かり中に浮かび上がる
ラッセラー ラッセラーの威勢の良い掛け声のもと 山車が引き廻せられる
周りには 祭り衣装のハネトが 元気よく跳ねながら掛け声を掛けている
 
この襷には 幾つもの鈴が取り付けられ 跳ねるたびにシャンシャンと賑やかである
たまには その鈴がたまりかねて道路に落ちる 誰かがすぐに拾い上げる
これを貰うと縁起が良いという謂れ 眼の前に転がって来てもなかなか拾えない
 
青森の ねぶた は 凱旋ねぶた 少し低い位置に勇壮に迫り来る迫力が良い
対して 弘前 こちらは ねぷた と呼ばれ 出陣ねぷた である
どことなく悲壮感もあり 武者絵の反対側は見返り美人などが描かれる
 
掛け声は静かに エンヤトー と掛ける 高さもあり扇形が特色だ
それは大きな太鼓の上に 長いばちで打つと ドドーンと低く鳴り響く
五所川原の 立ちねぶたは 高さ30メートルにも達する見事な山車が行く
 

 
秋田の竿灯が ねぶたに次いで開幕される
あの重量感ある数十の提灯を一人の男が腰や手の上 頭の上でバランスを取る
これまでの技を競い合うのも素晴らしい 観覧席で見るより自由に動いた方が良い
 
明かりの文化 灯に対する畏怖の念は 宗教的にも これを離れても心に迫る
京都・化野の念仏寺の無数のろうそくにも幽玄の世界に誘い込まれる
この明かりの文化が北前船に乗って 日本海を北上したのかと思う
 
能登では夏に各地で キリコ と言う 提灯の変化したものが練り歩く
これが 秋田では 竿灯となり 弘前・青森の ねぶた ねぷたになって行ったのか
こう思い巡らすと 人々の伝統や慣習が その土地土地で姿を変えた感慨がある
 

 
ご覧 あれが竜飛岬と歌う 津軽海峡冬景色の地では 歌碑が立ち歌が聴こえる
その近くに義経神社がある 義経は生き伸びてここから蒙古に渡ったと言う
あの ジンギスカンが実は 義経だったと言う伝説が 私たちのロマンを誘う
 
その竜飛岬には 遊歩道があり階段がある こり階段部分は国道で標識もある
車も通れない国道として有名になったが 実は設計上のマチガイ 
これさえも開き直って 受け容れてしまう風土があるかも知れない
 
富士よりも 富士山らしいと太宰治が絶賛する 岩木山の山容が素晴らしい
この東南に世界遺産の白神山地がある ひたすら ブナの山道を辿るのも良い
岩木山を見ながら北へ辿ると 十三湖がある ここのシジミが実に美味しい
 
その十三湖の近辺には かつて絶大な勢力を誇る部族が居り 一大文化があった
大陸とも通商があったが それこそ歴史では一夜にして 消えて行った
詳細すら分からないまま ただ存在だけが実証されている 興味は深々である
 

 
秋田県に属するが 鹿角市や大湯辺りでは ストーンサークルが発見されている
縄文文化だろうか 人々がここに生活をして 祈りの儀式に用いたのではないか
更には 青森近くで 三内丸山の縄文遺跡が発見され これまでの常識が覆った
 
私たちの教科書では 稲作がおこなわれたのが弥生時代とあったが ここにあるのだ
それも長い歴史をここに刻んで 驚くほどの文化があり その知識にも驚かされる
世界に誇るものであり 中国四千年より更に古代へ遡れるのだ
 
下北半島は観光的には 地理上不便であるが 近年訪れる人が多くなった
北の果て 大間も拓かれ かつてのさびれた姿は無くなってきた
この近くに仏が浦と呼ぶ景勝地がある そこには無数の仏様が自然に生きている
 
恐山も大祭が近い 異様なおどろおどろしい風景の中に イタコが集まる
亡くなった身内や懐かしい故人が イタコによって 呼び戻され会話が出来る
賽ノ河原には 無数の石で築いた小さな塔 その上には風車が廻る
 
胎児のまま 生を受けなかった哀れな子の供養だろうか
ここの宿坊に泊まって 精進料理を食べたことがある 温泉は硫黄泉だ
独りで訪れた時は 誰も居なくて ただ風車の音だけの世界 私には怖ろしかった
 
 
     最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m
 



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