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独りディナー
追悼の演奏
2015年02月23日
テーマ:シニアライフ
大学時代の恩師が亡くなって、もう30年近く過ぎてしまった。
祖母と同じ年の明治生まれだった先生が、長い間教えていらしたその門下生達は、マンツーマンの個人レッスンが基本である音楽大学にしては相当な数に上る。
先生が亡くなられた後、ホテルオークラだったか、はっきり記憶にはないけれど、お別れの会が盛大に営まれた。
二つの大学で教えていらした、それらの関係者や、音楽界の著名な方々も殆ど顔を揃えていらした。
そこで、追悼の為に、大勢のピアニストの中で只一人演奏をした、先輩。
皆が献花をしている長い間、門下生の有志たちが次々とピアノの演奏を続けてはいたのだが、それらはあくまでもBGMとしての音楽であった・・。
宴もたけなわというタイミングで、皆が聴衆という立場で耳を傾ける場で、ピアノを弾いたその先輩の心意気は、私から見れば大変なものであった。
大体、パーティーの席で演奏するのは、コンサートと違った緊張感が伴う。
しかも、亡くなった先生にゆかりのあった、日本の音楽界の重鎮といった方々が、先生を偲んで耳を傾けているのである。
そんな中で、門下生代表として登場した先輩は、先生へと捧げる謝辞にふさわしい、実に落ち着いた、格調の高い感動的な演奏を、聴かせてくれたのだった。
そして、後日。
「あの時、どんな精神状態で弾いたのですか?」と私は訊ねたみた。
すると先輩は、
「私はいつも、ピアノを弾く時には集中しているから、どんな場所でも集中して弾けるのよ・・。」と、こともなげに応えたのだった。
あれは、普段通りの先輩の姿に過ぎなかったのだ。
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一歩でも、近づきたいです。
喜美さん、コメント有難うございます。
世の中には、凄い人が居ますよね。
実力は言うに及ばず、精神力ですね。
舞台に立つ厳しさを、日常から見据えているのでしょう。
2015/02/23 19:52:26
メンタル面の強さですね
SOYOKAZEさん、こんにちは。
時間芸術を表現するのは、文学や美術の表現と、そこが大きく違いますね。
只、時間芸術は本来消え去るものですから、その点も大きく異なります。
記録が簡単にできる時代になって、変わりましたけれど、やはり時間芸術はライブが基本です。
文学や美術の様に、後からじっくり味わうという芸術ではありません。
一回きりの勝負です。
死後に認められる、という話もあまり聞かれませんし(笑い)
2015/02/23 10:55:59
集中
おはようございます。
如何なる状況下でも、集中してピアノを弾けるって、凄いことですね。
私は、つらいことがあったとき、仕事に集中したことがあります、。
もっとも、これは、逃避と云った方が正確かもしれません。
2015/02/23 10:55:25
精神力ですね
彩々さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
フィギュア・スケートのキム・ヨナ選手が典型でしょうね。
それまでの準備もさることながら、最後は精神力ですよね。
2015/02/23 10:47:36
二つのタイプ
Reiさん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。
演奏家には、二つのタイプがあります。
一つは先輩の様に、完全を目指して技術と精神を鍛え上げていくタイプ。
もう一つは、自分を究極まで追い上げてゆき、そこで未知なる自分に遭遇するタイプです。
練習嫌いで有名なアルゲリッチは、後者ですね。これは凡人には、到底真似できませんけれど・・。
2015/02/23 10:43:31
師匠!
パトラッシュ師匠、コメント有難うございます。
フィギュアスケート等と同じです。本番で、如何に本領を発揮できるか・・。
私などは、大体60パーセント、と思いながら準備しています。
ちょっと逃げていますね。
2015/02/23 10:36:49
平常心と集中力
それを保つのは、とても難しいですね。
私は、そこまで大それた経験はありません。
数百人の前で日本のNO.3の先生とダンスを披露したり、高校の閉校式等で司会をした事も多々ありますが、「何故か失敗する気がしない時」は、完璧です。
けれど、少しでも気おくれがあると、躓きました。
常に、平常心を保ち、集中できるまで行くには技術の裏打ちとメンタル的な強さが必要ですね。
見習いたいものです。
2015/02/23 09:48:49
力を溜め込む
音楽の世界に限らず、実力というものを
当たり前のように発揮できる人っていますね。
内心ではドキドキ、ハラハラを抱えているにも
関わらず、それを乗り越えるだけの溜め込んだ
パワーの裏にある努力をさりげなく自然体で
出せる人。
本当の実力者だと言えるのでしょう。
2015/02/23 09:11:29
緊張感
演奏会の始まる時の緊張感は、物凄いですよね。
私はいつも聴く方ですが、演奏する方は大変だろうなぁと思います。
以前、アルゲリッチの映画を観た時に、演奏会前の、とても苛立った彼女の姿が印象的でした。
どんな天才でもそうなんですね。
そう考えると、先輩はすごい方ですね。
2015/02/23 09:05:08