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人生日々挑戦
NHKに物申す・「のど自慢合格者を番号表示していたのはなぜ?」
2015年02月14日
テーマ:暮らし
昨今、NHKの民放化が著しい中にあって、NHKならではの番組として、津軽のシニアブロガーがよく観る番組の一つが「NHKのど自慢」である。
「NHKのど自慢」には、さまざまな素人が出場し、のど自慢を披露する。幅広い層の朗若男女が歌い、司会者やゲスト歌手とのトークのやり取りがおもしろい。
世の中には、日本各地にさまざまな朗若男女がいるのを知ることができ、人生って、おもしろい。
そして、津軽のシニアブロガーは、80歳代後半以降のシニアがかくしゃくとして出演しているのを観て、元気を貰っている。
司会者と出場者とのやり取りから、出場者の年代、職業、家族状況等が分かると、感心したり、驚いたり、笑ったりと、おもしろい。
そうしたおもしろ味が増すためには、できれば出場者全員の氏名及び年齢が分かればいいなと思うくらいである。
まあ、出場者全員でなくても、のど自慢の合格者については、司会者が「おところとお名前」を聞いてくれるから、それはそれでいい。と、自然にそう思ってきた。もう何十年もの歴史がある。
毎週、日曜日は、「NHKのど自慢」を観て楽しむのが長年の習慣である。しかし、新年が明けてから、1月の各日曜日の昼は、たまたま用事があって、「NHKのど自慢」を観ることができなかった。
久しぶりに、2015年2月1日の日曜日、大阪府大東市で開催の「NHKのど自慢」を観たら、異変が起きた。
小田切千アナウンサーの司会ぶりは、相変わらずの味があって、楽しめる。しかし、合格者が出ても、小田切アナウンサーが合格者に対して「おところとお名前」を聞くことをしないのだ。
エッ、なんで?
結局、9人の合格者が出たが、合格者9人全員の「おところとお名前」は分からずじまいである。番組の最後に、合格者の中から今週のチャンピョンを決めるのだが、どうするんだろう?
そうしたら、驚くべきことが起きた。司会者からの合格者の紹介は、「○○を歌った4番の方」、「○○を歌った7番の方」、「○○を歌った10番の方」、てな調子で、合格者9人全員が番号表示なのだ。番号表示とは、合格者に対し、まさに、失礼極まりない。
これには、驚き、かつ、唖然とする。そんな、アホな。小田切君よ、何を血迷っているのだ。
改めて、エッ、なんで?
頭をよぎるのは、個人情報保護のためなのか。個人情報保護法との関連を考えているの?
しかし、合格者に「おところとお名前」として、例えば、「大東市から来ました井上二郎です」と言わせることが個人情報保護法に抵触するとは思えない。
それが個人情報保護法に触れるのであれば、例えば、大阪府のスポーツ大会で「大東市の井上二郎選手」が優勝したことを明らかにすることもできなくなる。
しかし、そんなアホな。しかも、2005年4月の個人情報保護法の施行から、既に10年近くも経つ今になって、なんだ。
しっかりしろよ、NHK。
津軽のシニアブロガーは、以上の趣旨を2015年2月6日付けでブログ記事に書いた。 NHKに物申す・「のど自慢合格者はなぜ番号表示なの?」とのタイトルを付し、同日付けで投稿した。
週が明けて、2015年2月8日の日曜日、栃木県小山市で開催の「NHKのど自慢」。
何人かが歌って、最初の合格者は女性だ。どうせ、司会のアナウンサー、小田切千君は、前回同様、「おところとお名前」を聞かないな。と、構えていた。そうしたら、あにはからんや。一転して、「おところとお名前」を聞いたのだ。
オイオイ、小田切君。こっちは、不意を突かれて、合格者の「おところとお名前」をメモしそこなってしまった。オイオイ、小田切君。
結局、小山市での「NHKのど自慢」は、合格者が4人だ。これは、少ない。全員が女性だ。これは、珍しい。
4人の女性のうち、二番目の合格者は、16歳の「小山市から来ました君島れな」さんだ。四番目の合格者は、これまた高校生の「栃木市から来ました山口まなみ」さんだ。
審査の結果、「じょんから女節」を歌った「栃木市から来ました山口まなみ」さんが今週のチャンピョンに輝いた。
そして、驚くことに、ゲスト歌手の演歌の女王・坂本冬美さんが二人の高校生、「君島れな」さんと「山口まなみ」さんを絶賛したのだ。きっと、二人は、いずれ新進演歌歌手としてデビューする。
だから、今回、小田切君が「おところとお名前」を聞くことを復活させたのは、正解だし、当然のことである。
しかし、調べたところによれば、今年に入ってからの「NHKのど自慢」、つまり前々回の2015年1月25日佐賀県唐津市、前回の2015年2月1日大阪府大東市で開催の「NHKのど自慢」だけ、合格者の「おところとお名前」を聞かなかったことになる。
逆に言えば、この2回の「NHKのど自慢」だけ、「のど自慢合格者を番号表示していたのはなぜ?」。
合格者の「おところとお名前」を聞き忘れたとは言わせない。明らかに、聞く→聞かない→聞くと、方針変更が2回なされているのだ。
合格者の「おところとお名前」を聞くかどうかは、小さなことでも、どうでもいいことでもない。「NHKのど自慢」の何十年もの歴史に裏打ちされた重要なことである。
なぜ方針変更が2回なされたのか。その経過及び理由について、NHKには説明責任がある。国民からの受信料で賄われる公共放送たるNHKに対し、説明責任の履行を求めるものである。
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