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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

シュトーレン 

2010年11月08日 外部ブログ記事
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<div>いつもは毎週火曜日が買い物日となっているが、今日は他に用が出来、ついでに買い物をすることになった。<br>
もう三週間になると思うが、出かける度に立ち寄るところがある。<br>
すっかり妻のお気に入りになったパン屋さんのレイヨンヴェールである。</div>
<div> </div>
<div>何度か顔を合わせているし、ブログフレンドの幾人かが買い物をしてくれているので私たちはもう開店以来のお客のような顔をしている。<br>
今日は店頭においてある「特製シュトーレン申込書」が目についた。</div>
<div> </div>
<div>シュトーレンは、ブランデーなどに浸けておいたドライフルーツを、たっぷりのバターと一緒に練りこんで焼いた細長いパンであるが、普通のパンと違ってかなり重くて日持ちがする。パンというよりはお菓子、ケーキとして食べられるものである。</div>
<div>シュトーレンという名前は「坑道」を意味し、トンネルのような格好をしているためについた。粉砂糖をたっぷりまぶしてあり、これが幼子イエスを産着で包んでいるというふうに見たてられているらしい。</div>
<div> </div>
<div>ドイツでは、クリスマスの4週間前、キリスト教でいう降臨節(アドヴェント)にシュトーレンを用意し、同時にろうそくも4本用意する。<br>
ろうそくは日曜日ごとに1本ずつ灯し、シュトーレンはスライスしてすこしずつ食べる。クリスマスを迎えるころにはろうそく4本すべてに火が灯り、部屋が明るく暖かくなり、シュトーレンはちょうど食べきるころになるという。</div>
<div> </div>
<div>レイヨンヴェールの説明には、次のように書かれている。<br>
カリフォルニア・レーズンや胡桃、そして長野県産の杏などフルーツがたくさん入った風味豊かな生地に仕上げました。長野県産小麦「夢あさひ」を使うことで、粉の味わいもしっかりお楽しみいただけます。<br>
まわりには、バターをたっぷりと染み込ませ真っ白な粉砂糖で仕上げました。<br>
フルーツ、ナッツ、そしてバターが生み出すリッチな味わいをお楽しみ下さい。<br>
バターやフルーツたっぷりのシュトーレンは、時間が経つほど味わいが増していくもの。1㎝くらいに薄くスライスしてクリスマスを迎える日まで、ゆっくりとお楽しみ下さい。</div>
<div> </div>
<div>「食べたい、買いたい」の一言で、申込書に記入することになった。<br>
一本2000円也。<br>
そして、私もついにレイヨンヴェールの回し者?になっている。</div>
<div> </div>
<div>「アップルパイはないの?」・・・「私大好きなんだけど、作ってもらえないかしら」・・・まさか宇宙人の声に魅せられたわけでもないだろうが、「アップルパイ・・・美味しそうですね。・・・作ってみましょうか・・・」<br>
ぼそぼそとかすかに聞こえるほどの店主の声が聞こえてきた。</div>
<div> </div>
<div>北軽井沢の紅葉や黄葉も終わりに近づいているが、山々の色は、何とも言い難い秋色で、予報気温もいよいよマイナスの文字が出はじめた。</div>
<div> </div></div></div></div></div></div></div>

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