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のびたの日記

中学生の介護現場学習 

2014年11月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



江戸川区の中学生は 生きた社会科の学習として 区内の会社 商店 工場などへ行く
ただの短い見学と違って 時には2.3日もあるらしい 体験もその中では可能だ
本人の希望も考慮しながら 思い思いの現場に行って 学習する
 
その中の一つに 介護施設の学習もある 実態を知るには こうした体験学習が貴重なものだ
単なる見学と違って 将来は福祉関係に進もうか そして 高齢者への思い遣りなど心も学ぶ
大変意義ある校外学習として 私は感銘を受けていた
 
昨年も垣間見たが 昨日も 介護施設訪問へ行って彼らの姿を見た
私の音楽訪問の前には 施設スタッフのゲームを兼ねたリハビリが行われている
これもじっと見ていたが 少し刺激が強すぎないか 私が要らぬ心配をする
 

 
この施設は 認知症など 程度の重い方が多く 他の施設のように笑いや活気が感じられない
利用者さんに公平にゲームの相手をしているが 全く反応の無い方も目立つ
いつも眼にする奇声を発し続ける方 呼びかけても息をしているのかまで思う方も居る
 
他の施設だと ボランティアの方が良く訪れ 歌を聴かせたり踊りを見せるが ここには来ない
演技をしても 反応が無いと やはりやりにくく 時にはカルチャーショックを受ける方も出る
そんな実態からか相変わらず ボランティアは私しか行かない
 
既に6.7年 私は通い続けているが ここでは音楽療法を真似ながら祈るように取り組んでいる
少しでも笑顔が見えたりすると 無上の喜びになるが 少し改善されても 弱って行く経過を見る
つい数カ月までは 歌声も聴こえたが 昨日は殆ど聴こえてこない
 

 
時にキーボードから眼を放し 皆さんの様子をうかがいながら伴奏をする
確かに歌っている方は数名いるが 唇だけが動いている方も数名は居る
あとの方が うつむいたり 眼だけこちらへ向けて 唇も動いていない
 
そして奇声を発する方が 休むことなく一番聴こえてくる
こんな状態を中学生に見せるのが 少し辛く感じてしまう
世の中には こんな方たちも居るのだよと 生きた教育にはなると思う反面 心配もある
 
いわゆるカルチャーショックにならないでねと こんな気持ちも持ちつつ進行した
最初は童謡唱歌を幾つか歌って貰う 程度の重さで この童謡唱歌が増えたり減ってくる
脳に深く刻まれた曲は 童謡唱歌が一番多い 幼い頃から親しんだ歌は記憶の底にある
 
もみじ たきび 月の沙漠 などを歌う前に彼らにお願いした
出来れば一緒に歌ってくれないかな 君たちが歌うことによって 皆さんの励ましになるのだよ
歌声が聞こえたら 皆さんも勇気を持って 声を出すことも出来るからね
 
女生徒は知っている曲だから すぐ応えて歌ってくれた
ただ男子生徒は 歌うことに躊躇しているのか 声には出なかった
大人でも どちらかと言うと こう言う歌には女性の方が楽しく懐かしく歌っているのが通常である
 

 
中学生の進路 この先に高校 大学と続くが 勉強だけでは無い
音楽や心の実習が心の中で育み 社会で花を開いて欲しい
他人への思い遣り 高齢者への労わり こんな社会を私たちは待っている
 
   最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m
 



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