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吾喰楽家の食卓

気合を入れて作った夕餉 

2014年10月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

気合を入れたと云っても、珍しくもない品揃えである。
単に手作りの献立が、多いだけのことだ。
あらかじめ準備をしたので、夕餉の支度自体は、さほど時間を要していない。
とは云え、手間を掛けた甲斐があり、久しぶりに満足感を味わえた夕餉になった。
晩酌は、少し冷やした純米酒だ。

■スルメイカの刺身
腸を抜くまで、調理方法が決まらなかった。
塩辛が作れる腸だったので、刺身を作ることにした。
わが家では、塩辛と刺身は常にセットである。
今回の大きさだと、一杯のスルメイカで二回分の刺身と、一週間分の塩辛が出来る。
もし、丸焼きにすると、足は残すかもしれないが、一杯を一度で食べ切ってしまう。
刺身の美味しさは、云うまでもない。
調理した手が臭くないのと、皮が途中で切れることなく剥けたことで明らかだ。

■ワカシの味噌漬け焼き
二日前に「イナダでは?」と思うほど、大きなワカシを丸のまま買った。
二枚に下ろしてから、さらに三つに切って、味噌に漬け込んだ。
味噌は、清酒と、いつもより多めの味醂で伸ばしてある。
味噌は焦げやすいので、付きっ切りで焼いた。

■ハスの金平
亡妻に教わったレシピではあるが、特別な作り方ではないと思う。
ハスを胡麻油と鷹の爪で炒めてから、清酒と砂糖を加えて少し煮る。
そのあと、濃口醤油を二回に分けて入れる。
二回目の醤油で味を調えて、直ぐに火を止めれば出来上がる。
関東でハスといえば、茨城が有名だ。
シャキシャキ感が、何とも云えない。
富山では、「加賀レンコン」が珍重されていた。
ねっとり感が、いいそうである。

■青紫蘇の実の醤油漬け
前日、庭の青紫蘇の実で、醤油漬けを仕込んだ。
ばらした実を、熱湯でさっと茹でてから、少量の味醂を加えた濃口醤油に漬け込んだ。
味自体は悪くないが、実が少し硬かった。
パソコンで調べたら、穂に数個の花が残っている内に収穫すると良いらしい。
少し遅すぎたようだ。

   *****

写真
10月9日(木)の夕餉



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KYOさんへ

吾喰楽さん

コメント、有り難う御座います。

今回、ご飯にも合う献立ですね。
でも、イカは刺身よりは、煮るか焼いた方が、ご飯に良いかもしれません。

私も周囲でも、『ハス』と呼ぶ人ばかりです。
料理名も、〇○ハスとか、〇〇バスですね。
天婦羅も『ハスの天婦羅』です。

「加賀レンコン」は、現地の読み名に従いました。

でも、理屈から云うと、レンコン(蓮根)が正しいのでしょうね。

2014/10/11 16:03:00

おいしそう!

KYOさん

ついついお酒がどんどん進んでしまいそうな献立ですね。
拝読していて、おなかがキューッと鳴りました。
ご飯も進みそうです。

ところで『ハスの金平』ですが…、

私も普通に『ハス』というのですが、夫(九州出身)は「これはハスではない、レンコンだ」と言い張ります。
ハスというのは全草だ、根しか使ってないのだからレンコンだ、と。
日本人同士なのに、食材の名前から味付けまで、相違が多すぎる我が家です。

2014/10/11 15:48:47

SOYOKAZEさんへ

吾喰楽さん

コメント、有り難う御座います。

妻のリクエストで、よく作っていました。
勿論、オーソドックスに、牛蒡と人参もです。
一人暮らしになってから、作るのは稀です。
今回は、昼間、作っておきました。

ワタをホイルで焼くときは、ゲソを細かく切って、一緒に焼いています。

飲み相手が近所に居ると、益々酒量が増えますね〜

2014/10/11 14:46:28

手がかかってますね

さん

吾喰楽さん こんにちは。

男性がきんぴらって素晴らしいです。
なかなか、そういう物は作らないでしょう?

鮮度の良いイカのワタはホイルに包んで焼いても美味しいです。

私はお酒も醸造酒より純米が好きです。

いいですね〜秋の夕べ、一献傾けながら、この料理をつまむ。
隣に引っ越して来ませんか?(笑)

2014/10/11 13:33:49

Reiさんへ

吾喰楽さん

コメント、有り難う御座います。

派手さのない献立ですが、美味しかったですよ。

料理はともかく、小説なんてとても教えられません。
と云っても、料理だって自己流ですから、大したことありません。

清酒、いける口ですね。

2014/10/11 08:31:54

料理も師匠!

Reiさん

おはようございます。

どれも手間がかかっていて美味しそう・・・
イカの塩辛なんて作ったことありません(>_<)

小説の前に料理を教えてもらうべき??

「獺祭」・・・最高です(^O^)

2014/10/11 08:24:06

マリーさんへ

吾喰楽さん

コメント、有り難う御座います。

本当に良い腸だと、冷凍してからルイベで食べると美味しいです。
輪切りにして、わさび醤油で食べるのです。

本当に美味しい塩辛だったら、マリーさんでも食べられるかもしれません。
高級割烹の“大名づくり”など、実に上品な味ですよ。

生牡蠣の苦手な義妹が、魚津で食べさせた岩牡蠣を、「美味しい!」と云っていましたよ。

2014/10/11 08:12:31

彩々さんへ

吾喰楽さん

今しがた、仕込んだ塩辛をかき混ぜ、ついでに味見をしました。
塩の粗さが残っているけど、今夜から食べられそうです。
一日一日、味の変化が楽しめます。
丁度、良くなるころには、お終い。

今夜は「獺祭」にしようかな。
朝から、晩酌の心配をしています。

2014/10/11 08:05:43

手作りの良さ

さん

脱稿して料理に気合が入りましたね。

手間暇かけたお料理には愛着があり、自分で作っておきながら「なんて美味しいんだ!」と私なんかも自画自賛です。

イカを私が調理すると、腸は捨てています。
塩辛が好きではないので。

2014/10/11 07:59:44

同じです

彩々さん

>塩辛の作り方は、色々、ありますね。

ワタの袋のままね。そうです、そうです。
私は針生姜も加えたり、ユズの皮とかも
入れたり…
自家製の塩辛は美味しくて日本酒にピッタリ!

2014/10/11 07:55:23

彩々さんへ

吾喰楽さん

コメント、有り難う御座います。

超新鮮でした。
海がない埼玉県の郡部で、これだけ新鮮なイカが食べられることは、素晴らしいです。
昨夜、残りを食べましたが、多少、味は落ちましたが、下手な居酒屋よりも美味しかったですよ。

塩辛の作り方は、色々、ありますね。
私の作り方は、皮も剥かずに、いきなり塩で漬け込みます。
コツは、キッチンペーパーで水を拭き取ることくらいです。
後は、日に数回、かき混ぜることも大事です。

(確かに美味しくなかったですが、私は許容範囲です)

2014/10/11 07:45:09

新鮮度が出てます

彩々さん

おはようございます。

いつも以上に晩酌時の満足感が伝わって
ますよ。

スルメいかのコリコリ感まで伝わって
良く写ってます。

私も鮮度の良いイカは、わたに塩をまぶして
ラップに包み半日くらい置いてから、塩辛に
します。
(そうそう、前回の例のお店で食べた
塩辛はスッゴク不味くなかったですか!?)

2014/10/11 07:23:11

ウイールマンさんへ

吾喰楽さん

コメント、有り難う御座います。

“小説「青ちゃんが殺された」”を書いていた時
、何回かお昼を外で食べました。
それ以外は、自宅での食事です。
でも、どうしても手抜きになってしまいます。

決して豪華ではないと思いますよ。
でも、ハスの金平は納得の味です。
ハス自体が、良かったこともありますが。

2014/10/11 06:36:58

吾喰楽さん

ウイールマンさん

大変豪華な夕食じゃないですか。

久しぶりに吾喰楽さんの料理を堪能したような感じです。

それにしても気合の入った料理ですね。

2014/10/11 06:29:33

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