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流老記

秋の夜 

2014年09月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨日ほどの晴れではないが
それなりに
日射しの見えた一日。

猛暑慣れしたのか
残暑が苦にならなくなった。

陽の落ちるのが早くなり
夜はもう秋の気配。

こんな夜は
泣きたくなる、ので
「吾亦紅」をユーチューブで聴き
涙を流す。

歳と共に涙腺が弱くなり
健気な子供の姿とか、
親不孝を重ねた同年代たちの姿とか、に
無条件で涙する。

地方の片田舎で
家長制度や男尊女卑が
まだ色濃く残っていた時代に育ち
男女平等の都会で
それなりに生きて来た身としては
母親こそが故郷なのだ。

秋が深まるほど
雪に覆われる前に帰りたくなり
帰れないことを
言い聞かせる自分が情けない。

毎年この時期は
墓参りさえできないこの身を
「吾亦紅」の歌の中に置き
線香代わりの煙草の煙で涙する。

女々しいねぇ、の声が
聞きたい秋の夜。



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遠い親戚かも…

根無草さん

おおっー、それはそれは…

やはり
信州と越後は
信濃川で繋がっているんですね。

ハナコおばさんの遠い先祖が
川遊びで流され
越後に流れ着いたのかも。

おらが村人の
おっちょこちょいなとこは
その遺伝子が残っているのでしょう。

2014/09/04 21:29:53

こんにちは

ハナコおばさんさん

偶然ですね、ワタシも昨日「吾亦紅」聴いたばかりです。(*^-^*)
大好きな唄です。
信州に母がいるから故郷だと思いつつ、その母が認知症になって、今じゃ応えてくれても、自分の言った言葉さえすぐ忘れてしまいます。
でも、この秋、また顔を見に行こうかと思っています。

2014/09/04 16:22:31

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