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流老記

老兵は死なず… 

2014年08月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

きょうも一日
降ったり止んだり。

久し振りに
カメラマンとお茶する。

昨日からの気温低下で
体調は戻りつつある、というから
暑気あたりだったのかも。

それでも
用心してか珈琲をホットで飲んでいる。

喫煙コーナーの中を見回すと
相変わらず中高年が多い。

新聞や本を読む者、
携帯をいじっている者、
窓の外を見ている者、様々だ。

図書館は禁煙だから
行き場の無い喫煙者たちが
集まるのも道理か。

かつては
企業戦士などと
聞こえの良いあだ名で木に登らされ
年金受給者となれば
前期だ、後期だとの高齢者扱いで
登った木から降り落とす。

そんな文句を
言えた過去ではないが
正当に文句を言える奴らから
死んで行く世の不条理よ。

カメラマンとの会話で
集団的自衛権で徴兵制ができたら
まず60歳以上から徴兵すべきだな、と
意見が合う。

どうせ近代戦では
鉄砲担いでドンパチやらずに
ミサイルボタンを押すだけだから
爺イたちでも充分だ。

オムツ部隊にギックリ部隊、
痴呆部隊にアル中部隊じゃ
戦う敵も嫌になっちゃうんじゃないか、なんて
話が盛り上がる。

中高年が死ねば死ぬほど
年金用資金が減って
国の財政問題も解決だわさ。

婆さんたちはどうする?と
カメラマンに聞いたら
従軍慰安婦?
それはないぜ、
行くも地獄、引いても地獄じゃ、
死んでも死にきれないやね、と
手を横に振る。

美人薄命って言うじゃん、
それなら、
長く生きるほど
婆さんたちの若い頃は…

(この話はフィクションです。
特定の人や団体を指したものではありません。)



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