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のびたの日記

ハーモニカ少年からハーモニカの添乗員へ 

2014年07月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



小学校5.6年ころ 家は貧しかったが 楽しみもあった
亡き義兄が私を可愛がってくれて 訪ねて来る時は 小学館の雑誌を買ってきてくれる
そこには豪華な!何大付録とか言って 組み立て式の紙の立体おもちゃがある
 
もうひとつ キャラメルを幾つも買ってくれた 多分 カバヤというメーカーであろう
この中にカードが入っていて 貯めて送ると ハーモニカが貰えるのがある
オルガンも木琴も遠い楽器 これだけは簡単に出来るもので手にした時は嬉しかった
 
これは誰にでも教わるものではない 学校でも当時は無い
何の歌でも挑戦できる すぐ覚えた 母が私のハーモニカで口ずさんでいた
中学は登校拒否などしていたから この時代はハーモニカとは離れている
 

 
定時制高校に通う頃 友だちやサークル活動に巡り合った
いろいろの場面で隠し芸ではないけれど ハーモニカの出番がある
生意気に白鳥の湖やペールギュント ドボルザークの家路など演奏していた
チゴイネルワイゼン セビリアの理髪師序曲なども好きだった
 
ハイキングなどもこの頃から グループで良く出かけた
ハーモニカを持参して山での休憩時やテントの中で山の歌や抒情歌で演奏する
周囲の山々の緑や清々しい雰囲気に 皆で歌い 心身爽やかさに溢れる
 
30代にもなると ピアノを自己流で弾けるようになり バンドでボランティアに良く行く
老人ホームや街の町内会 ビアガーデン 何でも依頼されれば私が受ける
バンド仲間は 一度も愚痴を言わず 行動してくれた 40年間の活動が続いている
 

 
芸は身を助ける 皆さんに喜ばれ 私も楽しい 
添乗員になってからは 普通の募集ツアーが殆どだか 必ずハーモニカを持参した
渋滞になっても 私のバスは皆さんが聴いたり歌ったり 生き生きとしている
 
時にはバス車内が 修学旅行のように盛りあがり うたごえバスかと思うほどだった
お客様はいずれも私と初対面だが すぐ親しくなれる 車内がほんわかムードになる
添乗員さんがハーモニカを吹いてくれたのは初めてと喜ばれた
 
東京発のバスツアー 長距離だとガイドは同乗しない トライバーが2名乗る
時折 私がガイドをしたり トークをして 笑わせたり感心させたりする
土地に合った曲を披露すると ガイドさんが歌うように 皆さんが喜んでくれた
 
松本あたりを走れば 早春賦 上高地では 山小屋の灯 青根近くでは 影を慕いて
日本平では 赤い靴 岩手では北上夜曲 北海道では 赤とんぼや 知床旅情
佐渡では 君の名は ドライバーさんやお客様にハーモニカの添乗員として知られた
 
施設でも影を慕いてなど演奏して喜ばれる 
ハーモニカもずっと使うと音が悪くなる そこで買い替える 何本買っただろうか
浜名湖SAでは お客様も 添乗員さん 私もハーモニカ買っちゃったと何人も居た
 
登山家の岩崎元郎さんも 山に音楽は似あうと 講義の中で言っていた
岩崎さんの山の講座 10曲ばかり 私のキーボード伴奏でお客様が歌う
クラツーのハイキングとうたごえを合体したツアーも初登場した
 

 
ハイキングをしてバスに戻れば ハーモニカの伴奏で 皆で合唱した
企画にも参加して 当日は 私が添乗員兼歌の伴奏であり 青春を彷彿とさせる
私とハーモニカ 60年を過ぎたお付き合いでもある
 
       最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m



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