時の狭間で

雲海への幻想 

2014年07月09日 ナビトモブログ記事
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飛行機の窓から眺める景色は
雲海が広がり
北極にも南極にも見えた
蜃気楼のように
空の向こう端に街が広がってるようにも見える

黒い雨雲が悪魔のように
下へと続き下界の街に忍びよる
夕刻の空は 
雲間から微かな光が一筋の道が
悪魔の雲を遮っている
どうか怒りに触れませんように
どうか水害に襲われませんようにと
色々な感情が湧きあがる

時に風景に見え
時に動物に
時にそら飛ぶ船のようにも見える

右に左に目を注ぐ
この雲の何処か
もっと上にあるのか虹の橋

ふわふわと流れる雲に隠れて
もしかしたら
人には見えない虹の橋で
駆け回る子らが見えてくるのではないかと
目を凝らし
雲海の流れに心を映した

果てしなく続く空は
空の下にも空
空の上にも空
蒼く輝く空の風情は
何処まで繋がり
何処まで高いんだろうか

やがては暗闇に覆われ
銀河へと続いて行くのだろう
もしかしたら
其処まで行けば
虹の橋を発見する事が出来るのだろうか

天国の一歩手前に虹の橋がある
虚像に過ぎぬ儚い想いは
もしかしたらと打消し
もしかしたらと心を震わす

雲海には不思議な力が宿ってる
雲が降りなす
下界の世界を幻のように
見せつけてくる

穏やかで
音も無く
ただ流れに乗って雲は突き進む

時に戒め
時に涙に暮れ
時に光を齎しながら
地球と言う星を見守っているのだろう
雲海に垣間見る幻想は
刹那で
夢が広がり
また堕ちていく

機は旋回を続け
地に足を降ろす
さぁ現実に戻ろう
空想の幕は降ろされる



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全く

☆sora☆さん

全く何時までメソメソなんだ〜〜と思ってしまいますよね

く〜〜ちゃんと空の上でお友達になってるかも?
だったら嬉しいな

拙いものに何時も拍手やコメント有難う御座いました

2014/07/10 19:12:32

素敵でした

うきふねさん

雲海の中に虹の橋が見えたら
ク〜に会えるかもしれない。
期待のままに渡ってしまうかも
しれません。

2014/07/09 21:06:56

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