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のびたの日記

早くも秋の七草 都立・向島百花園 

2014年07月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



入園料70円 都立の公園はシニア割引で入れるのが嬉しい
向島百花園は江戸の骨董商 佐原と言う方が 交遊のある文人墨客の協力を得て開園
四季百花の乱れ咲く園と言う意味で付けられた
 
当初は桜であったらしいが 以後 詩経や万葉集などにある有名な植物を集めた
唯一現代に残る江戸時代の花園でもある
従って 植物はもとより 詩碑 歌碑も園内に多く配置されている
 

 
ここの好きなところは その植物が自然のままを装い 時には雑草もあるところが良い
春には春の七草を祝い 七草かゆの宴もある
秋は秋の七草を愛で また カンタンなどの虫の声を聴く会もある
 

 
ここはウォーキングでも1時間くらいで行けるから 気の向いたときに寄る
梅雨も終わりに近づき 暑い夏が目前なのに 秋の七草が咲き始めた
私の好きな花は このうち桔梗となでしこだ
 

 
私の故郷 両親の出身地は信州の高遠の近くである
両親も波乱の人生を送り 一時は更に山奥の電気もガスも水道もない村に住んだ
私の小学校時代はここにある
 

 
何も無い 食べ物も無い時もあり 栄養失調で数年 私も生きた
野の花も昆虫も動物も時には貴重な食料だった
食べてはいないが そんな野に桔梗やおみなえし なでしこの花はあった
 

 
整然と手入れされているより 少しでも自然があると 私には郷愁が蘇る
私の人生そのものも 決してスマートでは無くむしろ雑草にふさわしい生き方だった
私は野原の方が良く似合う そして住むなら下町がぴったりである
 

 
秋の七草 説明によると 万葉集に記されている山上臣憶良の歌がもとになる
秋の野に咲きたる花を指折り数えれば七草の花
萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 おみなえし また 藤ばかま 朝顔の花
 

 
朝顔の花はあさがおで無く むくげや昼顔と桔梗 この桔梗説が有力である
万葉集そのものに私は無学であるが 平安の時代から文学や歌が現代に生きている
何と素晴らしいことか 世界にも例を見ない誇りであると思う
 

 
この秋の七草を平安の歌人たちが 同じように見て歌を詠む
しばし そんなことを考えながら 園内をゆっくり巡った
今日は心も穏やかに 足立区・千住の老人介護施設に音楽訪問に行く
 

 
      最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m



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