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高橋大輔選手・「逸材」 

2014年06月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:人生

ブログ記事を書く目的の一つは、私の考え方や見解を人に伝えたいからである。

 世の中の人がブログ記事を読んでくれること。たまにコメントを寄せてくれること。それを自分が読み、考え、またブログ記事を書くこと。これら一連のことは、私が社会と関わりを持つ貴重な過程の一つである。

 書いたブログ記事にコメントを頂戴するとき、その99%は前向きの評価である。書き手としては、これほど嬉しいことはない。残りの1%は、見解の相違というか、そんなことはわざわざコメントしていただかなくて結構というものだ。


 5月初旬、高橋大輔選手・「世界一美しいフィギュアスケート」と題する次のようなブログ記事を書いて投稿した。

 近年におけるフィギュアスケート人気隆盛の要因は、2006年トリノ五輪の荒川静香選手の金メダル獲得にあるのではない。それをもたらしたのは、高橋大輔選手のフィギュアスケート人生の軌跡にある。

 彼は、2006年トリノ五輪8位入賞、2010年バンクーバー五輪銅メダル、2014年ソチ五輪6位入賞と、オリンピックには、三大会連続出場している。

 この中で特筆すべきは、2010年バンクーバー五輪での銅メダル獲得だ。これは、長いオリンピックの歴史の中で日本男子フィギュア初のメダル獲得である。

 元々、女子選手の活躍もあって、フィギュアスケートは人気を集めていたが、高橋大輔選手の銅メダル獲得がフィギュアスケート人気に火を付けた。

 長い歴史の過程で、日本国民の男たちは、日本男子フィギュアのメダル獲得を渇望してきた。

 それを2010年バンクーバー五輪で高橋選手が銅メダル獲得で果たしてくれた。高橋選手は、一躍、ヒーローとなった。フィギュアスケート人気の隆盛は、この瞬間に始まったのである。

 高橋大輔選手は、日本男子フィギュアの先駆者である。彼のバンクーバー五輪での銅メダル獲得で、日本男子フィギュア界の面々は、オリンピックでメダルを獲れること、どうやれば獲れるかを身近で分かった。

 高橋選手は、その言動及びその背中でみんなを鼓舞し続けてきた。

 その先に、2014年ソチ五輪における羽生結弦選手の金メダル獲得がある。

 すべては、先駆者たる高橋大輔選手のおかげである。

 それとともに、高橋選手は、世界フィギュアスケート界の革命的存在である。

 革命的存在であるのは、高橋選手が彼以前の世界フィギュアスケートそのものを変えてしまったからである。しかも、男子フィギュアのみならず、女子フィギュアも含めて変えてしまった。

 高橋選手が世界に対して実現して観せたのは、ジャンプで切れ味鋭い4回転等とステップ及びスピンで世界一の芸術性との融合である。これは、世界一美しいフィギュアスケートだ。

 世界一美しいフィギュアスケートを創り上げた選手は、高橋大輔選手の前には、男女を通じて誰もいない。

 2006年トリノ五輪女子金メダルの荒川静香選手は、3回転等のジャンプはあるものの、切れ味鋭くはなく、世界トップの芸術性もない。それでも、金メダルを獲れた。出場選手の顔ぶれなど、運が良かったからである。運も実力のうちだ。

 そして、男では、2006年トリノ五輪男子金メダルのロシアのプルシェンコ選手。プルシェンコ選手は、確かに、豪快な4回転等のジャンプは持っている。しかし、ステップ及びスピンでの芸術性は劣る。

 2010年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得したとき、プルシェンコ選手は、高橋大輔選手の世界一美しいフィギュアスケートを目の当たりにし、言いようのない大きな脅威を感じた。

 その証拠に、それから後、ソチ五輪後まで、プルシェンコ選手は、羽生結弦選手と浅田真央選手の演技は褒めたが、高橋大輔選手については言及していない(私の記憶では)。

人間、最大の脅威を抱く相手については、言及できないものだ。

 なぜか。それは、人間とはそういうものであり、人生とはそういうものだからである。
 

 高橋大輔選手・「世界一美しいフィギュアスケート」のブログ記事に対し、お二人からコメントをいただいた。

 5月8日、サクさん曰く。

 いやぁ?、本当に頷きっぱなしです? そして、深い・・・ 素晴らしいブログをありがとうございます。

 5月10日、ショコラさん曰く。

そうか、彼以前と以後のフィギュアスケートの世界は大きく変わったんだ。 あらためて気付かされました。彼のスケートに魅了され続けていますが、世界を変える稀有な存在だと再認識できました。素敵なブログ、ありがとうございます。
 
 私が高橋選手に関するブログ記事を初めて書いたのは、2013年12月24日付けの「よかったね、高橋大輔選手!!メリークリスマス!!」である。あれから、半年が経過した。早いものである。

 この間、実感しているのは、高橋大輔選手の大ファンが実に多いことだ。

 イケメン、それも人懐っこいイケメンの高橋選手だから、女性の大ファンが多い。若いのから元若いのまで、幅が広い。そうそう、女性の大ファンは、幅が狭い?人が多いが、中には幅で稼ぐ人もいる。

 そうした女性の心を大ちゃんは捉えて離さない。大ちゃんは、乙女ごころをわしづかみだし、オバチャン心もわしづかみだ。

 そして、男たちは決意する。

 負けないと おなご心を わしつかむ  

 最近思うのは、高橋大輔選手の大ファンは、男の中にも多いのではないかということだ。

 男は、女と異なって、あまり誰それのファンだとは言わない。言わないから分からないと言えば分からないのだが、コメントを下さる方の内容や論調を見ると、そう思うのだ。

 高橋選手のフィギュアスケートに魅了され続ける男たちの存在。

 もちろん、高橋選手が女子から熱狂的なエールを送られるのは大事だ。しかし、彼の将来を考えるとき、男子から静かに熱い応援を受けることも大事なのだ。

 彼は、間違いなく、日本の、否、世界のスポーツ界を将来担っていく逸材なのだから。



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