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平成の虚無僧一路の日記

「失楽園」と『愛のコリーダ』 

2014年05月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「小保方晴子と理研上司の“失楽園”」という見出しに???。
“失楽園”とは「不倫」の隠語と知りました。

渡辺淳一先生の『失楽園』は、「250万部を超す大ベストセラーになり、
「失楽園」は「不倫」の代名詞として流行語大賞にも選ばれた」とか。

「失楽園ブーム」を巻き起こしたにしては、倫理の頽廃を牽制する
ためか、「キライ」「ワカラン」「ケシカラン」という批判の声の
方が多い気がする。世の中の人はそんなに真面目なのかと、逆に
驚く。

渡辺淳一は『失楽園』を執筆中に、インタビューで。

「世の中、金さえあれば、たいていのことは解決する。不倫だって
金で解決しようと思えば、なんとかなる。金が無いから“心中”と
いうことになる。その“お金”の問題も無く、“ただ愛だけで、
心中できるのか?”それがテーマです」というようなことを
話されていた。

原作では、「凛子」は、“楷書の君”と呼ばれるように、折り目正しく
清楚で凛とした女性だった。だからこそ“信じられない”ような
意外な展開になっていく。

しかし、「川島なおみ」が演じたテレビ版では、派手で奔放な女性。
これでは、そこらにありふれた ふしだらな女性の週刊誌のエロ小説と
変わらない。

『失楽園』の原作では「阿部定」事件が“柱”としてあった。
「阿部定」は愛人を殺すという猟奇事件だったが、不思議と刑は軽く、
5年で出所している。
「阿部定」を扱った大島渚の『愛のコリーダ』は、三木稔の
尺八三重奏『ソネット』と『箏譚詩集』がテーマ音楽として使われており、
私の都山流の師「古賀将之」が第二尺八を吹いている。それだけに
強い関心があり、グアム島まで行ってオリジナル版を観た。
日本ではそのままでは上映できなかったのだ。

ところで、『愛のコリーダ』の中で「定」が、汽車に乗って
“先生”のところへ金を無心に行くシーンがあった。あの“先生”は、
なんと、名古屋市議会議員で商業学校の校長「大宮五郎」とのこと。
びっくり。

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