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白い花の咲く頃 

2014年04月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し
















白い花が 咲いてた
ふるさとの 遠い夢の日
さよならと 言ったら
だまってうつむいてた おさげ髪
かなしかった あの時の
あの白い花だよ
 
白い雲が 浮いてた
ふるさとの 高いあの峰
さよならと 言ったら
こだまがさよならと 呼んでいた
さみしかった あの時の
あの白い雲だよ
 
白い月が 泣いてた
ふるさとの 丘の木立に
さよならと 言ったら
涙のひとみでじっと 見つめてた
かなしかった あの時の
あの白い月だよ
 
寺尾智沙作詞、田村しげる作曲のこの歌は1950年、今は亡き岡本敦郎の大ヒット曲である。この地に移住生活を始めた6月の中ごろ、あちらこちらに咲き誇っていた白い花を、妻はヤマアジサイと思い込んでいたが、実はノリウツギだったという思い出は6年前のできごとだった。今を盛りと咲いているコブシの花はその時期にはすでに散っていたのだったが、以来、多くの白い花と出会っている。そして、この時期になると私はこの歌を思い出し、この歌の白い花はきっとコブシかヤマボウシに違いないと思っていた。
 
調べてみると、この「白い花の咲く頃」はNHK「ラジオ歌謡」の一つで、寺尾智沙・田村しげる夫妻が昭和24年に書いた「さよならと云ったら」をラジオ歌謡「白い花の咲く頃」として昭和25年5月8日に放送され、この歌についてダーク・ダックスの喜早哲著「日本の抒情歌」に次のように紹介されているという。
 
「詩の寺尾智沙は、田村しげるの妻である。その歌詞には、田村しげるの故郷、天橋立で有名な宮津湾の奥丹後半島の峰山町での思い出が書かれている。そのひなびた田舎町での、胸の苦しくなるような初恋の思い出、初めてのくちづけ、親の反対であきらめざるを得なかった胸のうち、彼はひとりさまよい腰を下ろすと、そこには名も知らぬ小さな白い花が咲いていた。文字どおりの悲恋物語。エレジーである。」
 
腰を下ろすとそこに咲いていたというからには、これは白い草花に違いない。私の予想は見事に外れたが、この歌全体のイメージからは、どうしても背の高い木に咲く花を想像してしまう。明日からは2〜3日雨が降るという。同僚の話によると三原の桜はすでに満開らしい。浅間高原ではこれからシャラ、ヤマボウシ、ノリウツギ、オオカメノ木、ミズキ、アカシヤなどの白い花が次々に咲くが、私は、あの小さなフデリンドウを見つけるのが楽しみである。
 
 

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