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小春日和♪ときどき信州

本・梨木香歩 「からくりからくさ」 

2014年04月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



                 読書備忘録 

        

 内容(「BOOK」データベースより)
祖母が遺した古い家に女が四人、私たちは共同生活を始めた。糸を染め、機を織り、庭に生い茂る草が食卓にのる。静かな、けれどたしかな実感に満ちて重ねられてゆく日々。やさしく硬質な結界。だれかが孕む葛藤も、どこかでつながっている四人の思いも、すべてはこの結界と共にある。心を持つ不思議な人形「りかさん」を真ん中にして―。生命の連なりを支える絆を、深く心に伝える物語。

 「りかさん」より前に出ている本だけれど、ここでは祖母はすでに亡くなっている。その家に住み始めた孫娘と3人の同居人の生活が描かれているんだけれど・・・りかさん入れると5人という、結界が張られているような家だって言われちゃった、ちと浮世離れしている日常。

まさかこの仲間でそんな事ある?なんてことがおこったね。そして最後にも・・・

紀久が放ったことば・・・人形に関して、世の中には三つのタイプの人がいる。
一番目は、全く関心のないタイプ。関心がないから、家具や風景の一部としてその人の中を素通りしていく。
二番目は、ものすごく惹かれてしまうタイプ。惹かれる余り、自分でも人形を作ってしまうぐらい。
三番目は、ものすごく嫌うタイプ。なんだか生きているみたいで気持ち悪い。
二番目と三番目は両極のようでいて、実は感情移入できるっていう点ではいっしょ・・・
へぇ〜・・まんざら特殊な人じゃなかったのねと、三番目の私は思った。

ヤママユが繭から出てきた姿には、子供達と蚕を飼って、繭を作りそこから真っ白な美しい蛾になり飛び立つまでを観察していたのを思い出し懐かしかった。

静かに始まりやがて・・・


    グリムスを育てています。なので予約投稿 

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