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上海短歌会　第49回開催しました　

2014年03月22日
テーマ：テーマ無し

こんばんはー。今日は、今年初めて上海短歌会の開催をいたしました上海から岩野です。今日は、花園飯店のローズでの開催。花園飯店副総計理であります、馬さんの計らいで個室を利用させていただきました。本日は8名の参加です。2名写ってませんが、、、。では、本日のご投稿作品をご紹介いたします。今回の優秀賞は10番と13番の歌でした〜。
















　　　　　　一、    やわらかな春の日差しに誘われて　　　　　　　　　　　　　スカートふわりお出かけしよう

　　　　　　二、    美濃路行く長良の川は水温み　　　　　　　　　　　　　芽吹きし山は春の装い

　　　　　　三、    春の川さらさら流れ岸辺には　　　　　　　　　　　　　すみれやれんげ、つくし、たんぽぽ

　　　　　　四、    ７時前部屋に差し込む春の光　　　　　　　　　　　　　少しのまどろみためらいなくす

　　　　　　五、    春が来て冬の寒さ消え早起きし　　　　　　　　　　　　　ああきもちいい春の風浴びる

　　　　　　六、    節分が過ぎて霞はピーエムか　　　　　　　　　　　　　マスク離せず過ごす日日

　　　　　　七、    鎮まれば悔しさつのる春の海　　　　　　　　　　　　　三歳が過ぎて凪てありける

　　　　　　八、    梅咲て桜芽吹きて春兆し　　　　　　　　　　　　　みやげる朝空茜に染まる

　　　　　　九、    春うらら風の流れがそよそよと　　　　　　　　　　　　　冬のニオイはおさらばしたよ

　　　　　　十、    とくとくと恋の悩みを語る君　　　　　　　　　　　　　この男にも春きたるかな

　　　　　　十一、大寒波日本全土が覆われて　　　　　　　　　　　　　桜の蕾硬く開けず

　　　　　　十二、やわらかな陽射しがうつるガラス面　　　　　　　　　　　　　灰色の根より活き活きと

　　　　　　十三、此の頃は咲ける咲かざる花ありて　　　　　　　　　　　　　梅が香りか春風ぞ吹く

　　　　　　十四、 早春の蜘蛛が巣を張る軒下に　　　　　　　　　　　　　我たたずみてじっとみつめる

　　　　　　十五、梅散りて桜を待ちわび仰ぐ空　　　　　　　　　　　　　花冷え厳し弥生朔日来月は、50回目の開催です。2008年12月から6年目に迎える50回記念。ちょっと趣向を凝らしたいですね〜。ここまで続けて来れたのも、会員様あってのこと。会員の方々に改めて御礼申し上げます 。

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