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流老記

海の墓標 

2014年03月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

朝のうち晴れ、のち曇り。

低気圧が
日本海側を発達しながら北上。

昼前から南風が強くなる。
やはり
低気圧が近づくと体調が良くない、ので
きょうは2千歩弱。

きょうは彼岸の入りか
裏山の段々墓地が賑わしい。

今週の三連休は
斜面全体が花畑となり
線香の煙と香りが漂うことだろう。

毎年、春と秋の二回にお盆の時期は
恒例行事となっているから
もう慣れた。

供物を持って帰らないのが
毎度毎度いるため、
猫やら鼠やらカラスなどが
うろつき回っているのは迷惑至極。
ときには夜中、
ホームレスさえウロウロしてるとか。

参る墓も、入る墓もない身としては
仲間たちに、
生まれ故郷である越後の海へ散骨頼む、と
冗談めかして度々話しているが
目黒川でいいじゃんか、
どうせ東京湾に出れば日本海とも繋がってるし…
おいおい太平洋から日本海まで
自力で泳げってのかよ、なんて文句を言うと、
あんまり面倒なこと言うと
粉にして公園のトイレに流すぞ、だと。

絶対に化けて出てやる、と言ったら
出てくると臭えから
消臭剤を混ぜて流そうぜ…

死ぬ間際は
這ってでも越後の海へ行かないと
公園のトイレが墓標になってしまったら
みんなの笑い物だ。



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