自転車で物語散歩

百日紅 

2012年10月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

おもえば、このブログの前回は6月。もうすぐ夏本番だ! そんなおもいを込めながら書いてみたしだいだった。が今、時節は早くも初秋ではないか。時間の流れはあっという間に過ぎ去るが、ことに今年の夏は暑い、暑い、とは言いながらも何かのものたりなさを感じているうちに7月、8月、そして9月が終わった。そのものたりなかったものが、なんであったのか今になって気がついた。それは百日紅だ。わたしが百日紅に強く惹かれだしたのは、『百日紅』(杉浦日向子)を読んでからだ。以来、百日紅に目を配っては、ここにもある、あそこにもある、ホラッここにもあった、という案配で目をとめていた。ことにここ数年は、拙宅の最寄り駅前で咲くこの花ちゃんに、「ああ〜〜〜夏だな〜〜〜」を強く感じてきていた。ところが、今年のこと。夏の花であるのに、最寄り駅前の百日紅ちゃんは、秋でもないのに枯葉状態だったのだ。そこで、初夏、猛暑、残暑の日々を、「これは奇態〜〜〜、今年は咲かないんだ〜〜」とガッカリしながら汗を拭いて過ごしたしだい。ようは、最寄り駅前の百日紅ちゃんが花咲かないがために、ものたりない夏であったわけだ。ところが、ところがである。下の写真は、今日写した最寄り駅前の百日紅ちゃんなのだ。秋らしい空の色と雲を背景に満開ではないか。ここ数日、この百日紅ちゃんの芽が膨らみ出していたので観察を続けていた。今がまさに旬、夏真っ盛りの気分でピコッツと撮ってみた。例年よりも紫色に深みとコクがあるではないか! 百日紅ちゃんに、どのような心もよう、いやいや、花もようの変化があったのであろうか???■了

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