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人生日々挑戦
「人生日々挑戦・好奇心と探究心」
2014年02月24日
テーマ:宇宙
好奇心とは、未知のことや珍しいことなどに興味を持つ心をいう。そうした興味を持つ心は、物事を探求しようとする根源的な心でもあり、自発的な調査や学習 といった知的活動の根源となる感情である。
そして、探究心とは、物事の意義や本質などを探って見極めようとする心であり、物事について、深い知識を得たり、原因を解明したりしようといった気持ちである。
したがって、好奇心と探究心は、人間とって根源的な心である。
ものの本によれば、幼児は、自分の身の回りに起こることに好奇心を持ち、心を揺さぶられる直接的体験の中で、新たな思いや疑問が生まれ、探究心がふくらむ。
また、その過程で、自分なりの発見や気づきをしたり、他からの刺激を受けるなどの経験により、更に探究心がふくらむ。
このことは、好奇心と探究心が人間にとって根源的な心である以上、幼児にとどまらず、広く人間一般に、当然にしてシニアにも当てはまる。
ソチ五輪が終わり、もうすぐ3月だというのに、北国はまだまだ寒い。しかし、1月は、もっともっと寒かった。
そんな中、お天気ニュースの女子アナが言うには、1月20日は、二十四節気(にじゅうしせっき)の大寒(だいかん)に当たり、一年で最も寒いとされている。
この女子アナの物言いが津軽のシニアブロガーの好奇心をくすぐる。ポイントは、「二十四節気の大寒」と「一年で最も寒い」である。
まず、ネットで、「二十四節気の大寒」について調べた。
地球が太陽の周りを1周する時間を1年ととらえると、これを季節に応じて分割することができる。
分割の仕方は、様々あり得る。が、私の理解では、春夏秋冬の四季と1年は12か月であることの要素を勘案して、全体をまず春夏秋冬の4つに分け、月の半分ずつに着目して更にそれぞれを6つに分けたものを節気(せっき)という。
4×6の24で、二十四節気である。1年で24節気だから、1節気は、期間としては約15日に計算される。
今年、2014年の1月20日は、年の季節の移り変わりを二十四通りに表す二十四節気の最後の第24節気である大寒に当たる。大寒の次の節気は、最初に戻って第1節気の立春(りっしゅん)であり、大寒から立春前日までの期間の15日間も大寒という。
二十四節気の大寒の時期は、一年で最も寒いとされる。
次に、「一年で最も寒い」のように、地球上の気候が変化するのはなぜか。
地球上の季節は、地球の公転、つまり地球が1年かけて太陽の周りを回ることと関係がある。
地球において北極と南極を結ぶ線を地軸という。地球は、地軸を言わば右側に23.4°傾けた状態で太陽の周りを反時計回りに回る。
地球は、地軸を23.4°傾けた状態で公転するため、例えば、地球の北極点と太陽との距離は、一周する過程で、遠くなったり、近くなったりする。
北半球では、太陽に最も近づくのは夏至であり、太陽から最も遠ざかるのは冬至である。春分と秋分は、太陽からの距離が冬至と夏至の場合の中間である。
四季によって、地球の地軸と太陽との距離が変化するから、暑さ、寒さの度合いが変化する。夏は暑く、冬は寒く、春と秋はまあまあだ。
地球上の気候での暑い、寒いは、地球の地軸と太陽との距離が近くなるか、遠くなるによるものと理解した。
女子アナの物言いによってくすぐられた好奇心の赴くまま、いくつかのことが分かっていく。
年の季節の移り変わりを二十四通りに表すのが二十四節気であり、その最後の第24節気が大寒である。大寒の時期が一年で最も寒いとされる。
一方、北半球では、太陽に最も近づくのは夏至であり、太陽から最も遠ざかるのは冬至である。
と、ここで疑問が湧く。太陽から最も遠ざかるのが冬至であるのならば、一年で最も寒いのは、冬至の時期ではないの。しかるに、大寒の時期が一年で最も寒いとなっている。なんで?
津軽のシニアブロガーの探究心がふくらむ。
二十四節気の全部を並べると数が多いから、時節柄、冬と春の分を並べる。
春
立春(りっしゅん)雨水(うすい) 啓蟄(けいちつ)春分(しゅんぶん)清明(せいめい) 穀雨(こくう)
冬
立冬(りっとう) 小雪(しょうせつ)大雪(たいせつ)冬至(とうじ) 小寒(しょうかん)大寒(だいかん)
二十四節気の第22節気が冬至(とうじ)であり、大寒(だいかん)は第24節気である。1節気は、期間としては約15日に計算されるから、大寒は冬至の1か月あとだ。
北半球で、太陽から最も遠ざかるのは冬至であるが、実際に気温が変化するには、海水の温度の影響が強く、海水の温度変化が緩やかであるため、気温の変化は、1か月ほど遅れることになる。だから、冬至の時期よりも大寒の時期が一年で最も寒い。
幼児は、好奇心と探究心のかたまりである。しかし、シニアとて、この点に関しては、幼児と同じで構わない。
人生日々挑戦。青春は、一生である。
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