メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

人生日々挑戦

「高橋大輔選手の大ファンのyoitomakeさんへ」 

2014年01月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:人生

ブログ記事を書く目的の一つは、私の考え方や見解を人に伝えたいからである。

 例えば、人生において、勝負に当たっては、決して逃げてはならない。勝負は時の運だから、勝つこともあれば、負けることもある。

 負けるときに、逃げて負けるのと、逃げないで向かっていって負けるのとでは、負ける点では同じだ。しかし、納得感の点で違ってくる。負けても、逃げないで向かっていったという納得感が大事なのだ。

 逃げて負けると、納得感がないどころか、悔やむ心が消えない。人間とは、そういうものだ。


昨年12月24日のクリスマスイヴ、「よかったね、高橋大輔選手!!メリークリスマス!!」と題するブログ記事を投稿した。

 ソチ五輪の出場権をかけて、フィギュアスケート全日本選手権が昨年の12月21日から23日まで、埼玉県さいたま市のさいたまスーパーアリーナで行われた。

 高橋大輔選手は、昨年11月上旬に開催のNHK杯で優勝した後、11月26日、練習中に右足のすねを負傷した。痛めたのは、右膝の下で、5年前に前十字靱帯を断裂して手術を受けた箇所だった。
 5年前の大けがのときは、それを克服し、2010年バンクーバー五輪で銅メダルに輝いた。

 今回の負傷で、患部には炎症で水がたまり、大会前も注射で水を抜いて出場した。

 ソチ五輪の出場権がかかる一番大事な時の負傷。高橋選手は、自らの不運に泣いた。しかし、彼は、決めた。決して逃げないと。

 大会が始まり、高橋選手は、12月21日のショートプログラムで4位と出遅れた。

 翌12月22日のフリースケーティング。高橋選手のフリー演技が始まる。冒頭の4回転トーループ。決まった、と思った。しかし、着地の瞬間、転倒。
 右足の痛みさえなければ。誰しもが思った。あとで分かったことだが、両手をついた際に右手を負傷して流血が続く。

2つ目の4回転は回避する選択肢もあり得る。しかし、高橋選手は逃げなかった。果敢に挑戦し、両足着氷。

 4回転ジャンプは、二度とも失敗したが、世界の高橋大輔として定評のあるステップとスピンで観客を魅了した。

 結局、12月22日のフリースケーティングでは、2度の4回転の失敗を含め、ジャンプでミスを連発し、5位に沈んだ。

 演技が終わってから、高橋選手に対するテレビのインタビューが始まった。

 目を真っ赤に腫らして言葉を絞り出した。「いや…、全く…、自分の演技が…」と言いかけて、嗚咽が止まらず、しゃべれない。たまらず、カメラの前を離れ、奥に引っ込んだ。

 再び姿を見せると、彼は、涙ながらに、声をふりしぼった。

「自分の演技ができなかった。それが一番悔しい。ミスを重ねていくごとに、これで終わったのかなという気持ちが強くなった」

 高橋選手の涙を流して語る姿は、観ている方が辛い。高橋大ちゃんが可哀そうだった。

 「自分自身への情けない気持ちと応援してくれた皆さんにパワーを返せなかったことが悔しい」
 
 高橋選手は、自らは気が動転しながらも、応援してくれた日本国民に応えれないことが悔しく申し訳ないと語るのだ。

 どんなに辛く苦しくても、決して逃げない。転んでも立ち上がり、右手から流血しながらも、ジャンプを跳び続けた高橋選手。彼は、決して逃げなかった。

 しかし、メディアは、異口同音に、高橋大輔選手の3大会連続の五輪出場は厳しい状況と伝えた。

 12月23日、女子のフリースケーティングが終わり、ソチ五輪の男女の出場権をかけたフィギュアスケート全日本選手権は幕を下ろした。

 会場のさいたまスーパーアリーナで、ソチ五輪の男子の代表選手名が発表されていく。

 羽生結弦選手、町田樹選手の順で名前がコールされ、最後の三人目の発表。大観衆が固唾を呑む。

 「高橋大輔!!」 その瞬間、会場全体がどよめいた。


 高橋選手の頑張りが嬉しくて、昨年12月24日のクリスマスイヴに、「よかったね、高橋大輔選手!!メリークリスマス!!」と題するブログ記事を投稿し、彼を祝福した。

 1月18日、このブログ記事に対してコメントがなされた旨のお知らせメールがあった。お名前はyoitomakeという方で、次に掲げる内容のコメントがあった。

名前:yoitomake

貴方さまの文章に唸りました
ありがとうございます

わたくしめも高橋くんは金メダルを獲ると確信しております
「彼が獲らずして誰が獲る?」でございます

 「貴方さまの文章に唸りました」と言及され、あまりの嬉しさに、私は唸った。

 津軽に住む私は、ブロガー歴7か月弱のシニアブロガーである。文章修業の一環として、ブログ記事を書いている。
「人生日々挑戦」をモットーとしているため、「日々」に縛られて、一日一文章を目標としている。


 そんな文章修業中のシニアブロガーが「貴方さまの文章に唸りました ありがとうございます」とのコメントをいただいたのだ。

 yoitomakeさんがコメントして下さったブログは、シニアナビブログの方ではなく、広く朗若男女がブロガーになれるオールジャパンのブログの方である。だから、yoitomakeさんは、シニアではなく、かなり若い人である可能性がある。

 1986年3月生まれの高橋大輔選手は、27歳である。27歳の高橋選手を「高橋くん」と呼び、「わたくしめも」と称されるyoitomakeさん。金メダルを「彼が獲らずして誰が獲る?」でございます、とおっしゃるyoitomakeさん。

 yoitomakeさんは、高橋大輔選手と同級生くらいのお歳の若い女性で、綺麗な人だ。

 なぜそんなことが分かる? 分かる。津軽のシニアブロガーは、若い時は、高橋大輔選手には少し負ける(この辺は謙虚なのだ)が、イケメンで、高橋選手のことは大いに理解できるのだ。
 そして、人生経験は、山あり海ありの豊富さときている。そんなシニアブロガーは、めんくいや。

 そうした私の勘は鋭いのだ。

 それにしても、ブログを書くことは、いろんなことにめぐり会えて、こんな楽しいことはない。

 高橋大輔選手の大ファンのyoitomakeさんには、心から感謝し、御礼を申し上げる。ありがとうございました。
 
 この旨をyoitomakeさんにお伝えする術(すべ)がないから、このブログ記事を書かせていただいた。


 
 ブログに訪問下さり、ありがとうございます。  

 
 私の人気ブログランキングへの応援のため、
 ポチッと↓をクリックお願いします。
 http://blog.with2.net/link.php?1546952 


 



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ