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「関西人が使うアホとバカ」 

2014年01月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:暮らし

 私は、津軽のシニアブロガーである。「人生日々挑戦」をモットーに、一日一文章を目標に掲げ、文章修業にいそしんでいる。

 ブログは、シニアナビのブログとそれ以外のブログを持っている。シニアナビ以外のブログは、訪問者の詳細が分かる機能付きであり、その分析が大変重宝している。

 今は、ブログへの1日当たりの訪問者数が70人程度のペースで推移している。ブックマークをしてくれる人やリピーターも順調に増えているのは、嬉しく、やり甲斐を感じている。

 こうして、自分のブログ記事を読んで下さる方が増えてくればくるほど、世の中の理不尽なことやおかしなことには堂々と物申さなければならないと思う。それは、自分に与えられた使命と心得る。

 
 ネットサーフィンをして遊んでいたら、「バカとアホの違いはあるのか?」という質問とそれに対するベストアンサーに出くわした。

 人生の前半は関西、この20年は関東に在住という方が回答して曰く。
 「関西人が言うアホの中には優しさがにじんでいたりするが、バカの中にはそれらが感じれない場合が多い。
関西人がここは関東だからと、単純にアホとバカを置き換えるととんでもない結果になる」

 関西人が使うアホには、しゃ〜ないやっちゃなあ=仕方ない奴だな、というニュアンスがあるのに対し、関西人がバカを使う場合は、怒りのニュアンスが含まれているようだ。

 読売テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」。宮根誠司が司会している情報番組である。この番は、宮根誠司の個性が色濃く反映されて、面白いことは面白いのだが、こいつらアホかと思う中身が放送されるときがある。

昨年12月、「ミヤネ屋」では、全国のアメダス観測地点の中で積雪深が最大であるということで、青森市酸ケ湯(すかゆ)を紹介するというのだ。番組スタッフは、年末のあたりに、もう150cm以上もの雪が積もっていて、大変だ、大変だと騒いでいる。

 当然、リポーターが青森市酸ケ湯の現地を訪れ、いかに積雪の多さが大変であるかを力説する。挙句の果てには、リポーターが裸にバスタオルを巻いて、震えながら雪の中を歩き、露天風呂に入る。

 こんなのを観ていると、「ミヤネ屋」の番組スタッフはアホだと思う。なぜそう思うのか。以下、説明していく。

 酸ヶ湯(すかゆ)は青森県の八甲田山中にある温泉であり、酸ヶ湯温泉の旅館は、一軒宿しかない。
 
 酸ヶ湯温泉がある場所は、住所としては、青森市内になる。マスコミで報道されるときに、青森市酸ケ湯と呼ばれるのは、間違いではないが、視聴者は、普通の住居地との印象を持つのではあるまいか。

 しかし、青森市酸ケ湯の実態は、八甲田山中の酸ヶ湯温泉の一軒宿である。

 住所は、青森県青森市大字荒川字南荒川山国有林小字酸湯沢50。南荒川山国有林小字酸湯沢の名称中の山、沢からも、山の中であることが、はっきりと分かる。

 酸ヶ湯温泉は、標高1,584mの八甲田山の大岳から2.4キロのところ、海抜890mの場所にある。

 人里から遠く隔たった海抜890mの八甲田山中にたった一軒の温泉旅館があるだけだ。
 
 その旅館には、住み込み従業員が生活しているが、そこは、営業地であって、住居地ではない。いわゆる人が住んでいる所ではないのだ。

 八甲田山中の海抜890mの場所。そうした標高の高い山の中では、冬になれば雪が降る。そ積雪深が2m、3m、
4mにもなれば、5m以上になることだってある。当たり前の話だ。

 そんな当たり前の話で、なぜマスコミは騒ぐのか。騒ぐ必要など、まったくない。

 騒ぐ必要はまったくないどころか、騒ぐことは、以上申し述べた実態に照らせば、自らのアホさ加減、いや、バカさ加減を公共の電波を使って喧伝していることを意味する。


 八甲田山中にある酸ヶ湯温泉の一軒宿の周辺が全国のアメダス観測地点の中で積雪深が最大であると、マスコミが騒ぐのが新聞紙上であるならば、物事の道理を理解しないで記事にしやがって、となる。

 しかし、読売テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」と自称する「ミヤネ屋」が騒いでいるのを観ると、まさに滑稽である。

 「情報ライブ」とは、よく言ったもので、リポーターの現地報告、司会者の宮根誠司、数人のコメンテーター
たちとのやり取りが全部実況中継なのだ。

 八甲田山中の海抜890mの場所。そうした標高の高い山の中では、冬になれば雪が降る。その積雪深が2m、3m、4mにもなれば、5m以上になることだってる。当たり前の話だ。

 この当たり前の話を、司会者の宮根誠司を含め、
「ミヤネ屋」のスタッフ全員が理解していない。

 最初は、こいつらアホだ。最後になったら、こいつらバカだ。

 読売テレビはどこにあるか。大阪だ。だから、「ミヤネ屋」のスタッフ全員は、関西人が使うアホとバカの違いは理解できるはずだ。

 改めて申し上げる。自らのアホさ加減、いや、バカさ加減を公共の電波を使って喧伝することは止めてもらいたい。

 私は、マスコミ報道のいい加減さ、無責任さが心配だ。彼らは、本当に、物事の道理を理解して報道しているのだろうか。



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