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「津軽のふるさとは今」 

2014年01月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:暮らし

今シーズンの津軽の冬は、ありがたいことに、今のところ雪が少なくて大変に楽だ。

 昨年は豪雪に見舞われたが、今年は、1月7日19時現在の積雪深は、青森市で、19センチと昨年同日の70センチの3分の1以下、平年の40センチの半分以下、弘前市で、22センチと昨年同日の62センチの3分1程度、平年の28センチより少、となっている。

 北国の津軽だから、雪は降ってもいい。雪にだって都合というものがあるだろうから、冬に津軽に降るのは、やむを得ない。
 降るのは降ってもいいのだけれど、降り方としては、最小限、プロ野球の先発ピッチャーのような間隔で除雪しない日がめぐってくるような降り方であってほしい。

 プロ野球の先発ピッチャーは、まあ中四日で登板する。つまり、投休休休休投のローテーションだ。したがって、雪の降り方も、最大でも中四日で、休雪雪雪雪休のローテーションでありたい。中三日ならなおいいし、中二日、一日おきなら最高である。

 休雪休雪休、休雪雪休雪雪休なら楽勝だし、休雪雪雪休雪雪雪休ならまだしも、中四日の休雪雪雪雪休雪雪雪雪休は堪(こた)える。でも、中四日は、堪えるけれど、頑張れる。

 しかし、中五日以上になると、大変だ。頑張れないかとなると、頑張ることは頑張る。頑張れるではなく、頑張らざるを得ないから頑張る、というニュアンスなのだ。

 津軽のシニアブロガーは、雪とは友達感覚で上手に付き合うことにしている。

 近年、津軽の冬は、暖冬傾向で、雪が降り積もり続け始めるのは、新年が明けてからである。それも、3月上旬までだから、最大で2か月半頑張ればいい。それが、今年は、今まで少雪状態だから、あと2か月である。気分的に随分楽だ。

 津軽の冬は、寒いといっても、マイナス10度以下になることはない。かなり下がっても、せいぜいマイナス7度くらいである。

 若い時の4年間を過ごした仙台は、太平洋に面しており、ほとんど雪は降らない。が、寒さの程度は半端でない。雪がなく太平洋からの風が強い分、よけいに寒い。雪のある津軽よりも、雪がなく風が強い仙台の方が寒く感じるのだ。

 それと、10年以上前に札幌の大倉山シャンツェでスキーのジャンプ競技を観戦したときのことだ。気温はマイナス11度。あまりの寒さに、津軽の私でも、頭はキーン状態で、痛くなる。屋外には、長く居られるものでない。暖を取り、屋外へ、の繰り返しである。

 だから、雪のある津軽の冬は、寒いことは寒いが、付き合える寒さである。当然、防寒着や暖房設備は完璧である。


 近年の夏は、日本列島は猛暑列島である。毎年、梅雨が明け始める7月は、「熱中症予防強化月間」となっている。毎年約4万人以上が熱中症で救急搬送されている。
 日本列島は、今や、6月から9月までの間、夏日、真夏日、猛暑日の連続である。

 しかし、北国、津軽では、夏日、真夏日はあるが、猛暑日は数年おきに1、2回現れる程度である。

 それから、近年、日本列島は、台風や集中豪雨等による災害が多発の傾向にある。

 津軽では、冬期間の雪害に見舞われはするが、台風災害や大雨災害に襲われる頻度は相対的にかなり低い。

 春、夏、秋、冬の四季折々と、それらのトータルで考えた場合、津軽は、住みやすいふるさとである。


 津軽のふるさとは、今、平年に比べて少ない一面の白い雪におおわれ、穏やかである。
 
 この先、風雪が強まっていったとしても、人間も生き物も元気に過ごす。りんごの樹々も、雪の下で、しっかりと花芽を育んでいる。

 やがて、

 しがまっこ解けて どじょっこだの ふなっこだの 春が来たかと 思うべな

 「しがまっこ」とは、津軽弁で「氷」のことである。




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愛すべき津軽弁

さん

住めば都ですね。
津軽っていい響きですよね。

2014/01/09 23:04:44

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