期待を裏切らない『ふたご座流星群』

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2013年12月15日ナビトモブログ記事
テーマ：季節

　毎年の事ですが、『ふたご座流星群』は期待を裏切りません。今年も、期待通り数多くの流星が流れました。
12/14(土)19時～12/15(日)5時迄の流星報告数は、13,566個にもなっています。(ｳｴｻﾞｰﾆｭｰｽ・流星ｷｬｯﾁｬｰ)

　また流星だけではなく、大きな2個の火球も見られ、感激ひとしおでした。観測条件が良ければ流れる数は減りますが、あと数日間は見られそうです。

　来年早々には、1/1～1/5の夜に掛けて三大流星群(8月/ﾍﾞﾙｾｳｽ座流星群・12月/ふたご座流星群)のひとつである『しぶんぎ座流星群』の天体ショーが見られます。
初詣の帰りに空を見上げて、新年の願い事を掛けてみては如何でしょう！

　現在、この『しぶんぎ座』は、存在しない星座ですが、しぶんぎ座の有った方向(北東の空)に、かつて『壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座』と言う星座が設定されていた事から、この名前が付いています。

　見つけ方は、近くに北極星が有りますので、北極星を基準に探しますと、直ぐに解るかと思います。
ふたつの流星群に比べ、多く流星が流れる年と、そうでない年の差が激しく、当たり外れの多い流星群です。

　見頃(極大日時)は、2014年1月4日(土)の4時です。
明け方深夜ですが、この日の月は、月齢３(三日月)ですので、月明かりに邪魔されない最高の観測条件になりそうです。
当日の日の出は7時5分、3時から6時頃までが良く見られると思います。

　『しぶんぎ座』の『しぶんぎ』とは『四分儀』と書き、円を4分の1にした様な測量の道具の事で、昔は天体観測に使用していた物です。

　また、『しぶんぎ座流星群』が終わりますと、4月の『こと座流星群』まで、主だった流星群は見られ無くなり、流星観測もシーズンオフになります。
今シーズン最後の壮大なイベント、素敵な流星群の天体ショーが、とっても楽しみです。