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小春日和♪ときどき信州

本・原田マハ 「星がひとつほしいとの祈り」  

2013年12月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



                読書備忘録 

       

 内容紹介
時代がどんな暗雲におおわれようとも、あなたという星は輝きつづける――
注目の著者が静かな筆致で描く、20代から50代まで、各世代の希望と祈りを見つめ続けた七つの物語。

椿姫
不倫相手の子供を宿した20代前半の新人デザイナーが、
中絶のつもりで訪れた産院で、10代のギャル妊婦に出会い……。

夜明けまで
著名女優を母に持つ30歳のひかるは、母の生き方を否定していたが、
母の死後、その遺言に従って九州の「夜明」駅を訪れた。

星がひとつほしいとの祈り
35歳の売れっ子コピーライターが、ホテルで呼んだマッサージの老女から聞かされた、戦中上流階級の悲話。
盲目のその人は、令嬢であった自らの悲恋、彼女に献身的に仕えた女中、そしてひとしく日本人を襲ったあの戦争について語り……。

寄り道
アラフォー独身、いつも旅する女友達二人が白神山地を訪れたが、
ツアーバスに同乗した派手な若い女が気になり……。

斉唱
未婚の母である40代女性。
心を開かない中学生の娘と、自由学習のため佐渡のトキを見学に行くことになったが……。

長良川
50代で夫をがんで亡くした堯子はその1年後、娘とその婚約者と共に長良川の鵜飼いへ。
そこはかつて夫と旅した地でもあった。

沈下橋
高知の食堂で働く59歳の多恵は、歌手・阿藤由愛訴追の報に接する。
多恵はかつて、由愛の継母だったことがあるのだ。


 どれもよかったけれど、星がひとつほしいとの祈り の不思議な話 と 斉唱 の母と子の話 と 長良川 の思い出話が特に良かった。

星がひとつほしいとの祈り・・・女中ヨネの話をする老婆は幽霊?「そう。夢でも見たのかな」とあっさり。

斉唱・・・親同伴の体験学習で三つのうちのひとつに行けとガッコーの先生に言われたと、その三つは香川、島根、新潟。新潟は佐渡のトキ。ここを選んだのは唯と梓の親子一組だけ。いい人たちにめぐりあえて・・・きっとまたトキとあの家族に会いにくるのね。

長良川・・・新婚旅行と夫がなくなる前にも来ている。三度目は娘と婚約者の章吾と三人で・・・
娘はいないからこういうことはありえないけれど、娘とお嫁さんと三人でよく旅行しているって話をツアーの最中に聞いたときは、なんとも羨ましく思ったのを思い出した。
ご主人はもう亡くなっていて、それぞれが別々に暮らしているのだけれど、旅をする。お嫁さんと仲良くってとても素敵。お人柄なのでしょうから、私ができるとは限らないと当たり前の事を思ってみたけれど・・・お嫁さんはまだいないのに妄想する。
で、長良川のお話に出てくる水うちわってどんなんだろう?鵜匠が宮内庁の職員である。にそうなんだ。
いずれ別れは来るけれど、別れた後にはいい思い出がたくさんあるといい。とは言うものの私が後に残るとは限らない。

解説に 寄り道 のふたりの さいはての彼女 ・・・ まだ読んでいない。

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