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「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

「牛に引かれて善光寺」 布引観音へ 

2013年11月04日 ナビトモブログ記事
テーマ:国内旅行・ウォーキング

「牛に引かれて善光寺」、この言葉は知っていましたが、牛の引っ張る車に乗って善光寺をお参りする、随分楽天な・・・じゃあなかった、楽ちんなお参りの仕方だなあ、そう思っていました。

子どもの頃、本家の牛が引く車に乗ってきゃっきゃ言っておりました(完全無欠な田舎の子です。)ので、もう、確信と言ってもよいほどの思い込み。

そうでないことを知ったのは、ついこの間のこと。
もう、きゃっきゃ言ってる場合ではありません。何せ、60台だし、そもそも本家に牛なんぞ、もうおりません。
(念のために申し上げておきますが、「もうおりません」の「もう」は、「モォ〜ッ」のシャレではありませんからね。koyampiおじギャグ? 違いますってば。)

信州の山旅をした時に立ち寄る温泉の候補地を検索していたら、たまたま「布引観音温泉」がヒットした、それがきっかけ。

「布引観音って、何?」

調べてみると、「善光寺と布引観音」というサイトに行きあたりました。このサイトの主、軽妙洒脱な文章で、善光寺と布引観音について、詳細に説明してくれています。

「善光寺・布引観音」で検索すれば、閲覧することが可能です。

千曲川で布をさらしていた婆さま、なぜか、その布を牛が角に引っ掛けて遁走。
婆さまが追えども追えども、牛は止まってくれません。
昔のこととて、信号待ちなど一度もありません。信号があっても、牛は止まらないと思いますが。

今の小諸市から長野市まで、駒澤のエースのように牛はひた走りました。
婆さまは、何とか駒澤のエース牛に追いつこうと、東洋の選手のごとく必死の形相で追いすがりましたが、柏原が卒業してしまったこともあって、結局、ゴールの善光寺まで追いつくことができませんでした。駒澤の圧勝。泣くな、東洋、箱根があるぞ。
(東洋大学の選手たち、川越で練習しているので、どうしても応援してしまいます。駒澤ファンの皆さん、ごめんなさい。)

婆さまは、善光寺で仏のありがたさを痛感し・・・云々、というのが、「牛に引かれて善光寺伝説」。

私と妻は、参道というには険しすぎる道を喘ぎ喘ぎ登りました。

途中の木々の緑の鮮やかなこと! 紅葉はさぞや見事なことでしょう。
「馬岩」や「牛岩」、「善光寺までつながっている(?)洞窟」などなど、興味深い箇所がたくさん。

参拝者が積み上げた石もそこかしこに。皆さん、石を積むのが好きですね。信仰心の表れでしょうか。

なかなか着きません。九十九折の完全な山道。
降りてくるご夫婦連れらしきお二人と出会いました。
「こんにちは。すごい所ですね。」
「すごいですねえ。まだまだ先ですよ。」
お二人、かなりお疲れだった様子。

やがて山門が現れ、その先に朱塗りの観音堂が垣間見えます。
昔は、この山門をくぐり、険しい道を観音堂まで登ったようですが、今は、山門にロープが渡され、通行禁止になっています。
左側に巻いた道を登り、やっと寺務所に到着。

絶景です。清水寺のような造りの観音堂が崖にへばりついています。紅葉も始まっていて、最盛期の見事さが想像できます。

寺務所前から観音堂に行くには、岩をくり貫いた背の低いトンネルを通り抜けます。猫が数匹、日向ぼっこをしていました。

崖の中にすっぽりと納めたかのような社殿、仏殿がいくつかある、その一番奥に朱塗りの観音堂が。
頑丈とは思えない建物だということもあって、下を覗くと、高所恐怖症の人は気絶確実。

観音堂の中に、暗くてよく分かりませんが、小さな小さな建造物、「宮殿」があり、これが国の重要文化財に指定されています。

体力のそれほどない妻は、ちょっと険しい山に一緒に行くと、
「こんな所に連れてきて!」
となるので、今回もドキドキ。

「とっても良いところ、よかった。」
との感想に胸を撫で下ろすkoyampi。
婆さまの仏心を目覚めさせた観音様のご加護だったのかも。

無事下山した二人、次は、公営ながら泉質抜群のかけ流し温泉に浸かりに向かうのです。

飽きたと思いますが、まだまだ続きます。

     ※ ※ ※ ※ ※

右の石像は、牛に引かれた婆さまなのでしょうか、お寺の方にお目にかからなかったため、確認できませんでした。



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参道は登りにくいですが

koyampi58さん

まみんさん、こんばんは。

参道が歩きにくいとはいえ、十分から、休み休み
登っても二十分で到着しますので、リベンジは
100パーセント達成できると思います。

杏酒一本は、そりゃあ、効くだろうなあ。

二日酔い、災難でしたね。

2013/11/06 18:43:13

実は

さん

10年ほど前、ドライブで通ったというか…小諸で仮眠をとった時に、寝酒に杏酒を1本明けまして…
翌日は、二日酔いで頭ガンガン。
同行の旦那たちは、登ったのですが、私は駐車場でグロッキーのていたらくでした。(;^_^A
その数年後、山形の山寺に参拝した時は、足がメタボの体を押し上げるのを拒否するのをがんばりましたが…布引もすごいのでしょうか。
一度リベンジに行こうと思います。

2013/11/06 18:31:13

砂かけ婆 (ゲゲゲの鬼太郎)

koyampi58さん

チワワさん、
風香さん、
     ありがとうございます。

「砂かけ婆」さん説が二票獲得。

ネットで探しても、正体不明。
今度、お寺で聞いてくることにします。

2013/11/05 15:57:24

おなじ・・

さん

チワワさんに一票!

2013/11/05 15:40:28

個性的な石像

さん

砂かけばばーにも見えますね!! 
温泉で お肌もピカピカになりましたか

2013/11/05 00:19:58

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