晴れの特異日

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心どまり

2013年09月08日ナビトモブログ記事
テーマ：イベント

　東京オリンピック開催決定おめでとうございます。

　早朝からテレビに釘付けに成り、ハラハラドキドキしながら結果発表を待っておりました。

　ジャック・ロゲ第8代IOC会長が、封筒から取り出した『TOKYO 2020』のカードを、「TOKYO!」の言葉と共に翳された時の感動は、言葉では言い表し難く、テレビに映し出された、日本の関係者の方々の嬉し涙に、目頭が篤くなりつい貰い泣きを・・・

　1964年の東京オリンピックの時、私は10才！
孫と同じ小学五年生、11才のお誕生日の二日前の事でした。
前日(10/9)は雨で、祖父達が翌日の開会式を心配しておりましたが、開会式当日は快晴。とても良いお天気だった事を、記憶しております。

　昨夜、特集番組を見ていますと、1964年の東京オリンピックの開催日が10月10日に決められた経緯を、MCの方が解説していらっしゃいました。

　ｳﾂﾗｳﾂﾗしながらテレビを見ておりましたので、曖昧な所が有りますが、その辺はお許しを！　m(_ _)m

　1964年のオリンピックが東京に決まり、開催日決定の際、確実に晴れる日を、気象庁に問い合わせた所

「秋季前線が去った後の東京地方で、『晴れの特異日』は10月10日です。」

との返答！その結果、夏季オリンピックの開催日としては、異例に遅い10月10日に決定したそうです。

　そこで、少し気になり調べてみました。
すると、10月10日は特異日ではなさそうなのです。
因みに『特異日』とは、暦の上の特定の日に、ある特定の気象状態が現れる割合が、前後の日に比べて高い日の事を言うのだそうです。

　『湘南お天気相談所』が、過去30年間の10月9日・10月10日・10月11日のお天気を調査していました。

　30年間で、雨が全く降らなかった日は、10月9日が17日、10月10日は19日であるのに対し、10月11日は14日です。
10日は11日よりも、雨の降る日が少ないと言えそうですが、9日とは粗同じですので、10日だけが突出していると言う訳では無さそうです。
『特異日』の定義から、単に晴れの日が多ければ『特異日』と言う訳では有りません。結果、10月10日は特異日では無いと『湘南お天気相談所』は結論付けています。

　二年後の1966年、東京オリンピックを記念して、10月10日を『体育の日』に制定されましたが、現在は2000年のハッピーマンデー制の導入に伴い、10月第2週の月曜日に変更されましたね！

　2020年東京オリンピックが開催される日までには、日本の抱えている問題・直面している難題が、解決されている事を只々願うばかりです。

ナビ友の皆様も健康に留意なされ、7年後の東京オリンピックの感動を、一緒に分かち合いましょうね！

　