長島三奈さん

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2013年08月06日ナビトモブログ記事
テーマ：人生

　夏の高校野球甲子園大会がいよいよ明日、8月8日から始まる。猛暑続きの暑い夏が一段と熱くなる。関係各位にご苦労様と申し上げたい。

　ある方のブログ記事を拝見していたら、夏の甲子園大会における各都道府県代表チームの過去10年間の勝数について書かれていた。

　それによると、第1位神奈川 21勝第2位大阪 20勝宮城 20勝第4位西東京 19勝　第5位青森 18勝第6位沖縄 17勝だという。

　我が青森県が堂々の第5位とは、驚いた。
　青森県には、光星学院高校と青森山田高校という二つの強豪校があり、夏の甲子園大会で結構勝っているとは思っていたが、全国第5位とは。

　青森県から、今年は、強豪の光星学院高校と青森山田高校を撃破した聖愛高校が甲子園に初出場する。
創部13年目での快挙であり、永年にわたる努力の賜物である。

　津軽は弘前市にある聖愛高校は、県外からの選手はとらないのが方針である。聖愛高校の関係者は、津軽のじょっぱり精神が旺盛なのだ。

だから、今回甲子園に行くのは、すべて津軽の子どもたちだ。

　こうした聖愛高校の活躍に期待するや切である。

　夏の甲子園大会を楽しみにしているが、先日、残念なことを聞いた。
　それは、テレビ朝日系の「熱闘甲子園」でおなじみの長島三奈さんが今夏で「熱闘甲子園」を卒業するというのだ。

　長島三奈さん、1968年、東京都生まれの45歳。1991年にテレビ朝日入社。スポーツ記者として活躍。「熱闘甲子園」は、1998年からキャスター（2000年を除く。）を勤めているから、もう15年にもなる。

　「熱闘甲子園」は、全国高校野球の熱戦をリポートする夏の人気番組であり、長島三奈さんは、各県地方大会から精力的に取材を続ける。時に選手とともに笑い、時に選手とともに泣きながら。
　その姿は、「熱闘甲子園」のキャスターというよりは、高校生選手を勇気づけ、励まし、共に熱闘甲子園を闘っているお姉さんという感じだ。

　長島三奈さんは、「熱闘甲子園」を卒業するに当たって、関係者に「これまで高校野球とのかかわりを続けさせていただき、幸せ者だと思っている。選手、監督さん、部長さん、保護者の方々には感謝の気持ちしかない」旨を伝えているのだそうだ。

　寂しくなるけれど、長島三奈さんの決断だから、仕方ない。

　今は、政治家でも俳優でもタレントでもスポーツ選手でも、いわゆる二世が多い世の中だ。そして、二世の中には、我が物顔で世の中を歩いているような人間もいる。
　
　しかし、本物の人間は、そんなことはしない。長島三奈さんを見ていると、本物の人間らしい謙虚さと余裕と優しさを感じるのだ。

　ご承知のように、長島三奈さんは、ミスタープロ野球、長嶋茂雄さんの二女だ。
　去る5月5日に行われた長嶋茂雄さんと松井秀喜さんに対する国民栄誉賞の表彰式。そこに長島三奈さんも出席し、長嶋茂雄さんの数歩後ろに常に長島三奈さんがいたのは、記憶に新しい。

　長島三奈さんがミスタープロ野球、長嶋茂雄さんの二女であることを意識しているような素振りを見せることは、決してない。

　美人で明るく、なによりも人柄がいい長島三奈さん。今後のさらなる活躍と幸せを祈念してやまない。

　

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