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在上海働くHuman日記

服務員の緊張感@中国 

2013年07月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

こんばんはー。今夜は、服務員とお仕事をして参りました、上海から岩野です。上海、暑いですが今夜はまだましかな?日本から出張でいらした方から電話があり、「上海暑いでしょ〜!」と言ったら「あっついね〜〜!」とのご感想。どうやら、日本より体感温度は暑いみたいですね、、、。(^▽^;)本日、奥座敷には税務署関係の中国人お役人の方々。白酒の匂い。ん、、、。やはり、中国政府関係は、和食にも白酒なんですねー。声も大きい。(・・;)以前OJTで入っていた高級中華料理屋さんを思い出しました。忙しいときは、さほど目立たないのですが、少し余裕がある場合、服務員たちの動きが良く見えます。忙しくないと、まず無駄話を始めます。お客様やサービスのことなら良いのですが、全く別の話しをしていることが殆どです。お客様を気にしながら話しているのなら、まだ良いのですが、大体、そういう場合は没頭して話していることが多いですね。要は、緊張感がないのです。自分たちの仕事は、一体なんなのか?作業ではなく、気配りが大切であるという事がいまいち理解できていません。昨夜は、あるお寿司屋さんへ行って参りました。全部で3フロアある大きなお店なのですが、にぎり関係は、カウンターの5名の寿司職人さんたちで全て網羅しております。カウンターに座って、動きを見ていましたが、とても美しいし、言葉遣いも丁寧です。カウンターの真ん前にお客様がずらっといらっしゃるので、当たり前と言えば当たり前ですが、その姿勢たるや大したものです。カウンターの職人さん達は、お客様がお帰りになり少なくなるとキュウリを薄く剥き始めました。刺身等のあつらえに使う、ツマとのこと。時間を見つけて明日の準備に入っています。動きに無駄がないですね。ただ、カウンター外の服務員。まだ、お客様がいらっしゃるのに、レジの前で雑談を始めました。お客様が少なくなって、緊張感がなくなっている証拠です。カウンターと外が、全く別物に見えてしまう瞬間でした。残念ですね、、、。一緒にお店に入ると、いろいろな所が見えてきます。時間があるのにやらない。「なんで?」と聞くと、「たまってから、やります。」とのこと。こちらは、中国人服務員だけではなく、アルバイトの日本人もそうでした。よって私は、少々ご立腹、、、。「時間がある時にやらないで、いつやるんじゃい!?」「余計な話しをしていないで、しっかりお客様を観察せんかい!?」こういう時に、普段から良くやっている子は、「はい」と返事が出来ます。出来ていない子ほど、返事がない。目配せして、だれかと目を合うのを探している。「こんなこと言わなくたっていいじゃない」と同意を求める動き。服務員の教育に携わり、既に13年です。日本も中国も、仕事に対する緊張感がない子達は、動きも遅いし、飲み込みも遅い、そしてお客様の要望を察知する力も弱いです。ただ、これは日々の仕事の中で鍛えられるもの。いい加減な仕事をしている人間は、それなりにしかならない。ただ、不器用でも毎回センスを磨く努力をしている子は、どんどん成長します。どんな仕事でも、アルバイトでも、真剣にやった者は、どこへ行っても通用する人財になるのです。技術だけ教えても、表面だけのサービスになる、ただ、精神を理解してもらうには、時間がかかる。特に中国は、文化も育った環境も違いますからね、、、。ただ、何度も繰り返し伝えて、理解してもらえば、一気に上昇すると考えています。日本に住んだ経験のある中国人の方達は、最初は戸惑ったそうですが、日本のホスピタリティーを肌で感じ、それを良いと思い、中国へ帰ってからも忘れていない。そのような方達は、話し方も静かですし、身のこなしも丁寧です。自分自身、苦労して習得されたのだとお察しします。日本語が大して分からない状況でも、飲食店のアルバイトをやっていたという方達が多いですね。「アルバイトが日本語習得に一番役立った」と教えてくれた人もいます。上海は本当に、様々なタイプのお店があります。服務員のレベルもそれぞれですが、ホスピタリティーが素晴らしいと言われている日本、その日本の料理を出している日本料理店の服務員のサービス、もっともっと向上して欲しいと、いつも思っています。サービスには緊張感が大切。ガチガチと緊張することではなくて、、、。毎回、毎回、真剣勝負で臨んで欲しい。一期一会の精神ですね。この感覚を、少しでも理解してくれている服務員がいらしゃるお店は、本当に強いでしょう。もう少ししたら、日本へ一時帰国します。日本のホスピタリティーは大丈夫か?楽しみにしています。

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