メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

野次馬評論

シェールガス村 

2012年11月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 現在アメリカでは至る所でシェールガス(並びにシェールオイル)の発掘が行われており、大量に生産されている結果、ガスの値段が従来の1/4になっていると言う。将来、アメリカは燃料の輸出国になるとのことである。  このシェールガスの現状について、昨日NHKで特集を組んで放送していた。それによると、このシェールガスを取り出すために、水圧破砕法と言う工法が取られており、地中深くパイプを打ち込んで、これに薬品を含んだ水を押し込んで、岩盤を破砕してガスを取り出すとのことである。 所が、このガス田の近くに住む人たちには、色んな被害(?)が出ていると言う。水道水に火を近づけると、燃えだしたり、水質の汚染や、不可思議な病気が発生していると言う。従って、これら住民はガス田の開発に反対しており、政府筋にも申し出ているが、全くらちが明かないと言う。 住民たちが業者の責任者を呼んで、色んな疑問点を、例えば水に混ぜている薬品の種類や、周辺の被害状況などを質問しても、明確な答えがないばかりか、この事業に何の問題もないと言うばかりである。丁度日本における原発事故で電力会社だけではなく、役所も学者先生も「原発には何の問題もない」と言っていたと同じ事が、今アメリカで繰り返されていることを知った。強力なシェールガス村が出来上がっているようなのである。 アメリカは民主的な国家であり、「問題は問題として」取り上げて、解決する国と思っていたが、政府も役人も、業界も学者も(一部の学者は警告しているが)見て見ぬふりをして、利権に群がっているのだろうか。悲しいことであり、日本も最近シェールガスに目が向いているが、その弊害についてきちっと検証してから事業に乗り出してもらいたいと思う。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ