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昭和2年生まれの航海日誌

ワシはまだがもうなりである 

2012年03月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 公園で満開のオオシマザクラを見て、これならと自然歩道林に
足を伸ばした。

 当てが外れた、咲きそうな気配もなかった。
すごすごと帰って来ると、広場の枯れ葉をつけたクヌギが目に
とまった。

 そこには5本のクヌギが植樹されていて、今では幹回りが
70センチ、樹高は15メートルばかりに成長している。

 一昨年から気付いていたが、そのうちの1本はどうしたものか
4月になっても落葉をしないのである。

 「おい、お前は少し変わっているなあ」
 「へい、血筋で性質です。“枯れ木も山の賑わい”と云うでしょう」
平然自若、堂々としている。

 彼岸の中日、今年の説教は「絆」であった。
  
 「被災地の復興は本格的に進んでいませんが、それでも、無縁社会の
到来が危惧された時代に「絆」という言葉が復活し、”思いやり"が
見直されたことに一筋の光が見えた」これが趣旨であった。

 あのクヌギも土中でしっかり念珠のように根を結びあい、空では枝を
互いに差しのべて、共立しているのだ、と思う。

 老も若きも孤独、不安、絶望から抜け出すには繋がる糸,葉、根が
大切だ。いいことだ。

 これご利益が授かったのか。
 





 


 

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