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昭和2年生まれの航海日誌

桜が咲き柳が青い芽を吹く 

2012年03月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 朝夕の6時頃が同じ明かるさに見えるようになっている。
煙が南西に流れていた。”春一番”が吹いていないのに、
東寄りに変わったのか、彼岸の中日だ。

 池の畔のシダレヤナギは一斉に青い芽を吹き出し、ぬくぬくの
春がやって来た。

 オオシマザクラは、もう満開で小鳥もやって来ている。
今日はお寺詣りに行ってこよう。

 お経を唱え、木魚,鉦、拍子木、ハチが打ち鳴らされると、
音楽供養に参加しているようで、流星を見た気分になって
嬉しい。

 躾には、厳しかった叔母が、晩年に、
「お寺詣りが楽しみになってきた」と言われた。
そのときは、ようやく仏心がついていたか、と冷ややかに
返事をした。

 今になって、やっと、その心情が察せられうようになった。

 去年の説教は東日本大震災についてであった。
今年は何であろううか。

 復興は日本だけではなく、海外からの支援も受けている。
先の大戦後の復興を思うと、好条件であるとも云えよう。

 ただ明るさがない物足りない。
何とかしよう、頑張れるさ!

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