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小春日和♪ときどき信州

本・中村弦 「天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語 」 

2012年02月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



                      図書館本 

          

 内容(「BOOK」データベースより)
建築家・笠井泉二は、一風変わった建物をつくりだす。それは、足を踏み入れた者が、異様な空気に酔いしれる…。老子爵夫人には、亡き夫と永遠に過ごせる部屋を、偏屈な探偵作家には、異次元に通じる家を。そして嫉妬に狂う男には、怒りを静める別荘を。その悪魔的とも言える天才の産物が、不思議世界へと誘う6話。―選考委員絶賛!第20回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。

 時は明治 梅雨の時期 洗濯屋の次男に生まれた  笠井泉二 のお話

実在した建築家や建物も登場しています。

冬の陽・・・「生きている人間と死んでいる人間とが、いっしょに暮らすための家」
建物が出来上がったので一緒に入ってみました。わぁすてき・・・突きあたりの屋根がドーム型の円堂の壁に南と北側に13個ずつの黄色い色硝子をはめ込んだ縦長の窓。高さは順々にずれて計算されつくした窓の配列。
”太陽と窓との位置関係が作り出す美しい光景” ”窓の仕掛けは建築家から依頼主への、この上もない贈り物だった。”

鹿鳴館の絵・・・美術の先生 河本が絵を学んだ上代画学校は「冬の陽」の・・・
泉二は子供の頃ここでコンドルの弟子卯崎に会っていましたね。。。秘密の地下道は・・・

ラビリンスの逍遥・・・「永久に住めるような建物をつくってほしい。」
またまたこの建物は・・・敷地の奥へ案内されていくと、木々の梢の間から姿を見せたのは 迷宮閣
本当に永久に住めましたね。と、思ったけれど・・・そういうこと?

製図室の夜・・・幽霊?そういうこと。お父さんがね。死んだ堀田があの世で住む家。満足そうに出ましたね。幽霊。
泉二の建築は「われわれの世界の枠外にある」

天界の都・・・亡くなった奥さんのお話を奥さんのお兄さんがしています。天使に奪われた命?むこう側の世界と、こちら側の世界をつないでいる天使に会ってしまった・・・?

わすれ川・・・いつか建築家になったら設計してあげる。と、約束していたのね。夢の中で天使に導かれて歩く少年。それが泉二。
橋梁ぜんたいを平たくおおっている橋の上の家。


どれもこれも残っていたら見てみたかった。と、思ったとしても、あちらから帰れなるといけませんので・・・これはお話。ふしぎなお話。

ぐいぐいとひき込まれ、時間を忘れてイッキヨミ! こういうお話は大好き 

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