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樹氷 

2011年12月06日 外部ブログ記事
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マイナス6℃だったからと、妻は暖炉に火をつけていた。この冬はアルバイトのため出かけることが多い私に替わって暖炉奉行も出来るようになった妻だが、早朝から火をつけるのは珍しい。
しかし、目覚めると暖炉に火がついているなんて贅沢なことだ。ほっぺを赤くしながら火の番をする妻の姿を見ていると、どうやら癖になりそうな気配だった。
 
外はさすがに冷たく、鳥の餌台に餌を置いて外の景色を楽しむ余裕はないが、裸木の上に動く物を見た。リスだ!この時期になると木が全ての葉を落としているため、何かが動くとすぐに分かる。リスは枝から枝へと軽々と飛び移り、逆さまに下まで降りたり、螺旋状に幹を登ったりしながら西の方へ姿を消した。自然の中で生きる動物の姿を目撃すると、何故か嬉しく心が癒される。森の中に住む者の特権である。部屋に入り、餌を取りにくる小鳥を何度も写すのだが、iPodのシャッターを押すタイミングが一歩遅れ、写真には小鳥の姿はない、といったドジを繰り返して少しの間楽しんだ。
 
今日は買い物日。有料道路の料金所では、なじみのオジサンがにこやかな笑顔で話しかけてくる。
これもまた一瞬の楽しみの一つだ。万山望付近で木の枝が少し白いのに気がついたが、すかさず妻が叫んだ。「樹氷・・・樹氷よ!」という妻の声に、バックミラーを確認して右にハンドルを切り駐車スペースに入った。車から降りて枯れ木の枝先をよく見ると氷がついている。道路の反対側に見える針葉樹の林は真っ白になっていたが、雪とは異なる白さに見えた。私はまだ樹氷を見たことがない。写真はうまく採れなかったが、ツルヤから見える離山の山頂は白い。あれは雪なのか、樹氷なのか私には判断がつかなかった。
 
このあたりでは、国道144号を上田方面へ向かい、鳥居峠を下る途中で右折して菅平へ行く近道を入ると樹氷が見られると聞いたことがあるが、その道路は12月からは冬期通行止めになる。
その他にも、樹氷を見る場所はいくらでもありそうだが、なかなかそのチャンスに恵まれない。
 
Wikipediaによると、樹氷は、冬山などで、過冷却水滴からなる濃霧が樹木などの地物に衝突し、その衝撃で凍結・付着した氷層。一般的には、氷層を付着させた樹木そのものを指して樹氷と呼ぶこともある。その現象は気温マイナス5℃以下の環境で生じる。日本では蔵王の樹氷林が有名で観光資源にもなっており、樹木が完全に樹氷や雪によって覆われたものは「スノーモンスター」とも呼ばれ、他に八甲田山や八幡平、伊吹山、氷の山、富士山のものがよく知られる。
 
ここで生活していれば、いつか素晴らしい樹氷を見るチャンスはあるだろう。今、外を見てみると、あたり一面うっすらと雪化粧になっている。そういえば、プリンスランド管理事務所のそばで、除雪車が2台あくびをしていたが、いよいよ出番がやってきそうだ。
 
 

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