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愛は静けさの中に 

2024年04月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます!

「世の中は三日見ぬ間に桜かな」の句のように、
昨日の強風で桜吹雪となって、散ってしまいました。

そんな中、名古屋市の高年大学の入学式へ出席しました。
入学の目的は健康寿命の維持と呆け防止。

入学者数は562名で、最高齢者は94歳とか。
学長は河村名古屋市長で名古屋弁での河村節は、
面白かった。

来賓のコメントで気に入ったのが、
「高齢者には教育(今日行く)と教養(今日用事)が必要」。
成るほど、何かやることがあると、いいようです。

皆さんは「ナビトモ」へ投稿して、読んで、
社会的なつながりを保ち、活動的ですから大丈夫!
健康的で充実した人生を送りましょう。

今日の映画紹介は、
『愛は静けさの中に/Children of a Lesser God』。
NHK-BSで2024年4月10日(水)13:00〜放送。

★ろう者の俳優マーリー・マトリンがサラを熱演し、
 アカデミー主演女優賞を受賞。
 教育に情熱を燃やしサラを愛するジェームズを、
 演じるのはウィリアム・ハート。
★トニー賞受賞の舞台劇を女性監督ランダ・ヘインズが
 繊細な演出で映画化した恋愛映画。

キャッチフレーズは、
”愛する女(ひと)の声を聞きたいと心の隅で願う男がいる。
激しい恋の炎を静寂の中に包み込んだ女がいる”。

片田舎の聾唖学校に赴任した
ジェームズ・リーズ(ウィリアム・ハート)。

11年生の7名の生徒を受け持つことになった彼は、
手話だけに頼らず、発声訓練にも力を入れていく。

そんな中、学食の厨房で同僚に手話で猛反撃している、
サラ・ノーマン(マーリー・マトリン)という
若く美しい女性を見かける。

校長(フィリップ・ボスコ)の説明によると、
サラは5歳の時からここで学び、昔は優秀な生徒だったが、
今は学校掃除係をしているという。

サラの優秀さに気付いたジェームスは発声を教えようと、
するが、彼女は生まれつきの完全聾唖者だった。

拒絶されながらもサラの力になりたいジェームスは、
なんとか彼女の心に近づこうとするが…。

サラ役を演じたマーリー・マトリンは、
本作が映画デビューで、当時21歳だった彼女は、
史上最年少でアカデミー主演女優賞を受賞。
また彼女は本作で演じた役柄と同様にろう者なんですね。

邦題の『愛は静けさの中に』は、
ろう者の音の無い静かな世界に芽生えた愛だから、
この題になったのでしょうね。

原題の『Children of a Lesser God』とは、
マーク・メドフの原作・脚本の
「小さき神のつくりし子ら」という、
トニー賞を受賞した舞台劇作品からだが、

”Lesser God"の訳がポイントですね、
「小さき神」とは、全知全能の神が作った健常者とは、
違って、ハンディキャップのある人間(ろう者)を、
創造した神が、より能力の劣った神と言うことでしょうか。

どうも、小さなことが気になる私としては、
この原題は気になります。

監督は『潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ』の
ランダ・ヘインズ。
製作年は1986年(昭和61年)。



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