モノローグ

岡山一人旅A 備前から日生 

2024年03月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:旅行

1日目は好スタートを切ったので、2日目も少し早めに行動開始。
朝は少し冷え込んだが、天気も良く散策日和だ。

先ずはお店の開店時間に合わせて伊部へ行ったが、朝早かったせいか他に観光客もいなくて閑散としていた。
漆喰の白壁や昔ながらの板張りの壁の家も残っていて、タイムスリップしたようだ。
天津神社まで行って参拝し、帰り道で備前焼のカップを一つ購入する。

若い頃は陶器よりも薄くて繊細な磁器の方が好みだった。
だから実家にあった備前焼の花瓶や器は、重くて地味でその良さがわからなかった。
でも歳をとるにつれ、素朴な土の味わいが好きになってきて、分からないながらも見たり買ったりする食器は、磁器より陶器になっている。

次の目的地は日生。
ここも最終日に訪れる予定だったが、天気が良いうちに行きたいので丁度来た電車に飛び乗る。
これを逃すと次は1時間半後だ。

岡山の地方の人々は私のようにせかせかしていない。
電車やバスの本数は少なくても、それに合わせて生活しているのだろう。
駅も無人で、改札前の読み取り機にICカードをタッチするか、バスのように発券機が付いている電車もある。
性善説に基づいた仕組み、のんびりとしていていいなぁ。

さて日生では瀬戸内海の景色を眺めるべく、みなとの見える丘公園まで坂道をひたすら上る。
晴れていたので、備前日生大橋や瀬戸内の島々も良く見えて、去年の春愛媛県側からしまなみ海道をサイクリングした時の景色を思い出した。
あと何泊か出来るなら、島を渡ってのんびり過ごしたいところだが残念だ。

そして日生に行ったらやっぱりカキオコ!
これを美味しく食べる為に、坂道を頑張って歩きお腹を空かせたのだ。
ところが次の目的地に向かう電車の発車時間まで約40分。
これを逃すとまた1時間半待つばかりか、乗り換え先でも更に30分待たなければいけないから、何としてもこの電車には乗りたい。
ギリギリ間に合うだろうと注文したけど、焼くのにも時間がかかるようで出来上がったのは発車15分前だった。

焼きたてで、ふっくら柔らかい生地と甘めのソースが牡蠣によく合って美味しい。
しかも大きな牡蠣が8個も入ってボリュームたっぷり。
火傷をしないようにフーフーしながら食べるから、急いでは食べられない。

事情を知ったお店の方が、食べきれない分は持ち帰れるよう、パックや割り箸、ビニール袋、お手拭きまで付けてくれたのに、全てサービスで余計なお金は受け取らない。
こういうお店で地元情報をゆっくり聞きながら美味しくいただきたいのだが、いつもながら時間に追われる自分が情けない。

日程を前倒ししなければゆっくりも出来るのだが、姫路城は青空の下で見たかったので、半分は持ち帰りにしてここを後にすることにした。

※写真は天津神社とみなとの見える丘公園からの景色



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日生のカキオコ

onさん

大きな粒の牡蠣がいっぱいのカキオコ
たまりませんね〜(^_-)-☆

2024/04/19 09:07:30

続きにも期待

fossileさん

岡山から小豆島か、と思うも姫路とは...
23〜28歳まで暮らしたところ。
ベストシーズンは行きたいとき、
思い立った時なんでしょうね。

2024/03/06 19:16:26

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