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敏洋’s 昭和の恋物語り

ポエム 焦燥編 (たばこ) 

2023年12月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



タバコ……その煙、、、白? 灰色? ……光によって、その色が変わる。雨にも、似たもの。
酔わせてくれる。
肺に、グッと吸い込む。ガツ―ンと、脳を、マヒさせる、ボーとなる。
景色―すべてがぼける。体から力が、抜ける。……昇天……?
タバコで、これ。……酔う、ということ……
己を失う? 怖い……                             =
(背景と解説)
タバコ、そしてアルコール。正気を失って、感情コントロールを失って、側溝に反吐を吐き続ける……誰かが背中をさすってくれて、「無理してたんだね」と柔らかい言葉が聞こえた。誰? と問い返すことが怖くて、ただただ、吐き続けた。
グループと別れてすぐのことだった。これ以上飲んだら、正体を失ってしまう。そう思って、黙って群れから離れた。なのに、なのに、一体誰が……?
現実逃避を願いつつも、異世界に入り込んだときに、はたして戻れるのか……その不安から、二の足を踏んでいたあの頃です。旅行記を見ていただいてる方にはお伝えできていると思いますが、常に優等生を演じていたわたしです。己をさらけ出すことに対する不安が、どうしても拭えない頃でした。「○○であらねばならぬ」そんな思いに取り憑かれていた二十歳前後でした。

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