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発達障害の早期発見(5歳児健診) 

2023年12月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


   発達障害の早期発見(5歳児健診)今日の読売新聞 医療ルネサンスの中で5歳児健診のことが取り上げられていました。母子健康法では、1歳半と3歳で健診を実施することが定められており、その費用は公費で賄うことになっています。5歳の児童に対する健診は法の定めではなく、自治体が独自で実施しているそうです。 調べたところでは、1996年に鳥取県大山町で開始され、その後、各自治体へと広がっていったようです。最初はごく一部の自治体だけが行っていた5歳児健診ですが、2017年では219自治体(全体の12.6%)まで拡大したとのことです。 5歳児の健診が発達障害の早期発見につながり、その後の学校不適応を減らすのに役立っているという研究論文があります。ある研究では、5歳児健診により早期発見し、治療や指導を受けたことで、小学校に上がってからの不登校が10分の1まで減少した、という結果が報告されています。 読売新聞の記事では、大分県津久見市の事例が紹介されていました。発達障害を早期発見し、地域ぐるみで学びやすい環境づくりを進めることの重要性が指摘されています。 今年10月に、5歳児健診を全国的に実施するため、政府が費用を支援する方針を決めたこと、今年度補正予算に自治体への助成事業を盛り込んだことなどが新聞で報じられています。おそらく、来年度以降、5歳児健診の取り組みが全国的に広がるものと思われます。この状況を見ながら、法律に規定することなども検討されていくでしょう。 発達障害、私は、脳の成長に関わる問題だと考えています。障害と言っても治療ができないのではなく、診断方法や治療方法が発展途上にあるのだと思っています。脳の内部は外から見えないので、障害があっても見過ごされやすいし、訓練を受けた医師でなければ判断つかない領域だと考えられます。 最近は、子供だけでなく、大人の発達障害等で悩む人が増えているように感じます。疑問を感じても、どこへ相談したら良いのかわからないケースも多いでしょう。子供だけでなく、中学、高校、大学、社会人と大きくなってからも、診断を受けた方が良いのかもしれません。健康診断は毎年実施されていますが、肉体的な診断だけでなく、精神の病、心の病、あるいは、脳の健康に関しても、定期的に診断することが必要なのかもしれませんね。  

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