Polyglotに憧れて

通級による指導を考える@ 

2023年11月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


   通級による指導を考える@最近、学校教育に関係するようなブログをいくつか書きましたが、よく考えると近年の学校事情について何も知らないなあ、と思って、学習指導要領等を読んでみました。すると、「通級による指導」とか、「通級指導教室」といった言葉が出てきます。これは特別支援教育の一形態だと書かれていました。 どんなものか全く知らなかったので、調べてみると、通級による指導は1993年4月から小学校、中学校に導入されたとのこと。なんと今から30年も前のことです。そんな長い間実施されていたのに知らなかったとは迂闊です。通級による指導は学校教育法施行規則で定められている物ですが、2006年には学校教育法が改正されています。(2007年度から施行) 現在の制度は2007年度から施行された改正後の学校教育法に基づいて実施されています。この改正で、幼、小、中、高等学校において、学習障害者(LD)、注意欠陥多動性障害者(ADHD)等を含む障がいのある児童生徒等に対して適切な教育を行うことが定められました。これに伴い、LDとADHDのある児童生徒が通級による指導の対象者に含められました。つまり、それまではLDとADHDの子供は通級による指導がなかったことになります。 通級による指導とは、小、中学校の通常の学級に在籍する軽度の障害がある子供たちを対象としています。ほとんどの授業は通常の授業を受けるのですが、週に少し(1時間ー8時間)特別な指導を「通級指導教室」で受けます。 補習に近い概念ですが、相違点があります。補習というのは、通常の授業に加えて別途苦手部分を補うため追加されるものだと思います。一方、通級による指導とは、通常の授業時間の一部を削除して、削った時間を「通級指導教室」へ行って特別な指導を受けることです。「通級指導教室」が通っている学校の中にあれば良いのですが、もしなければ離れた所にある、別の学校まで移動する必要があります。 通級による指導の主旨は、特別支援学校や特別支援学級に行くほどではないが、軽い障害があるので、通常の学級についていくのがやや困難、といった子供をサポートする、そういうことだと思います。 では、通級指導教室とはどれくらい存在しているのか、また、通級指導教室に通っている子供たちの人数はどれくらいなのか、調べてみました。といっても、全国の数をまとめたデータは見つかりませんでした。学校は各県の教育委員会を中心に運営されているので、各県でまとめられているもののようです。そこで、私が住んでいる千葉県のホームページを確認しました。以下がそのデータです。 千葉県の通級指導教室の学級数と子供の数の推移グラフと数値 見事な右肩上がりのグラフになっています。自分の収入や財産が右肩上がりなら嬉しいことですが、通級指導教室の学級数と児童生徒数が右肩上がりになっているのをどのように考えれば良いのでしょうか。 次回へ続く 

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