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慶喜

「連合赤軍⇒赤軍派」「アウトサイダーへの憧れ」 

2023年11月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



?テロリストが「物語化」される理由2?どうして言えるんだい、やつらが凶暴だって ☆当時の日本社会、学生運動に対して2分されていた *赤軍派のように武装闘争に走るセクトが現れて、反発は強まった *しかし、1971年頃は、シンパシーはまだ維持されていた ☆シンパシーは、あさま山荘事件の直後に完全に吹き飛ぶ *連合赤軍兵士たちが逮捕され、彼らの供述から *12人の仲間をリンチで殺害した山岳ベース事件が明らかになった ☆山岳ベース事件で *学生運動、武装闘争への日本社会のシンパシーは完全に潰えた ☆学生運動を擁護したい人たちの最後のようどころが *「連合赤軍ではない赤軍派」よど号犯と日本赤軍である ☆よど号犯は、北朝鮮に向けて出発した際に声明文を残している *われわれは明日、羽田を発たんとしている *われわれは如何なる闘争の前にも、これほどまでに *自信と勇気と確信が内から湧き上がってきた事を知らない *最後に確認しよう。われわれは明日のジョーであると ☆当時人気のあったボクシング漫画『あしたのジョー』に *自分たちをなぞらえ、真っ白に燃え尽きるまで闘うとの宣言?海外へ「雄飛」したアウトサイダーたち ☆日本赤軍のテロの数々は、国際社会では激しい非難を浴びた ☆日本人のあいだでは決して否定的な反応だけでなく *「海外に雄飛し、世界を相手に戦っている」印象を持つ人もいた *そこには欧米を相手に戦争に完敗した日本人ならではの *「やり返してやった」的な心象もあったのかもしれない ☆「海外に雄飛していった武闘派の兵士たち」というイメージ *アウトサイダーの物語へと重なった ☆アウトサイダーとは *自分がいま生きているこの抑圧的な日本社会の外側にあって *自由に放埒に生きる者たちである *当時の日本にはそういう自由な人生に憧れ *自分がいまいる息苦しい場所から逃れたいと願った人もいた ☆戦争が終わり、戦前の伝統的な社会は崩壊した *戦後の混乱期になると、アナーキーな若者たちがたくさん現れる *彼らは権威や古い価値観を否定し *大人には理解不能な事件を引き起こして話題を奪った (東大生がヤミ金融を経営の光クラブ事件等) *「エリートの東大生が―」と社会に衝撃を与えた ☆彼らは、無軌道で無責任で奔放な犯罪者だった *戦後混乱期に現れたこのような若者たち *当時の大人はアプレゲール(戦後派)と *侮蔑的なニュアンスで呼んだ?社会の抑圧の中で膨らむ無軌道なヒーローヘの憧憬 ☆1950年代なかばから高度経済成長期に入ると *日本社会はふたたび秩序を取り戻していく *農村から都会に大量に流入した若者たちは企業社会に吸収され *農村が衰退して農業人国が減り、都市の会社員が増えていく *新たな社会の階層が生まれ、階層は固定的になつていく ☆高度成長は生活を豊かにし *普通の家庭が電気炊飯器や電気洗濯機、テレビを持てるようになった ☆豊かにはなったが、抑圧も強かった *サラリーマンが企業への精神的従属を強いられたように *社会のさまざまな場所に新たな抑圧が生まれていた ☆アウトサイダーヘの憧れ *高度成長末期のそういう時代状況から登場してきた *高度成長の完成期であった1970年代には *かってのアプレゲールのような無軌道で奔放なヒーローが *映画にもたくさん登場し、アウトサイダー俳優が活躍した ☆アウトサイダー映画作品『復確言するは我にあり』 *警察の捜査網をかいくぐり、逃走しながら5人を殺害した西口の実話 ☆アウトサイダー映画作品『野獣死すべし』 *元戦場記者は戦争の悲惨さを目の当たりにして倫理感を失い *社会とは隔絶した生活をしながら強盗で生計を立てている ☆彼らアウトサイダーたちは苦難や挫折を抱え、社会の外側へと逃れた *そのカッコ良さに、当時の日本人は無秩序な時代への郷愁を感じ *自分たちの「あり得たかもしれない人生」をも仮託していた *平凡な自分たちの人生の代わりに *アウトサイダーに別の人生を夢想させてもらっていた                      (敬称略)?知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載?出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します?私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います?投資は、自己責任、自己満足、自己判断で?詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください?出典、『「神話」解体』「連合赤軍⇒赤軍派」「アウトサイダーへの憧れ」(ネットより画像引用)

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