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吾喰楽家の食卓

実りの秋(無花果) 

2023年11月08日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

一昨日、亡妻の親友が、たくさんの柿を届けてくれたが、袋の中に無花果(いちじく)も入っていた。
両親が無花果を嫌いだったのかも知れないが、食べたことはなかった。
結婚してからは、妻も苦手のようで、買って来ることはなかった。
初めて食べたのは、単身赴任した魚津でだから、今から30年ほど前のことである。

行きつけの割烹では、お任せで頼んでいたが、その中に無花果の揚げ浸しが入っていた。
生食のデザートだったら、手を出さなかったかも知れない。
素性が分からないまま食べてしまったが、意外と美味しかった。
その店で数回食べただけで、その後は食べる機会が無かった。

折角、頂いた無花果なので、パソコンで食べ方を検索したら、カップケーキ、パイ、スコーン、クッキーなど、簡単には作れないレシピが並んでいた。
唯一手に負えそうな甘露煮を見つけたので、試してみることにした。
無花果(350g)を、砂糖(100g)、水(400ml)、レモン汁(22.5ml)で煮るだけだ。
弱火で2時間も煮なければいけないが、時間なら幾らでもある。

夕餉の食卓にデザート感覚で登場させた。
勿論、激甘だが、意外と上品な甘さで、後味は悪くない。
大匙1杯半のレモン汁が、何とも良い仕事をしていた。
冷蔵庫で1週間大丈夫とのことだが、次回はジャムと同じ作り方で瓶詰にすれば長期保存も可能かも知れない。

   *****

写真
2023年11月7日(火)撮影:無花果と夕餉

お礼
「実りの秋(柿)」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りてお礼申し上げます。
操作ミスで、写真が添付されていませんでした。遅ればせながら、添付したのでご覧ください。



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