Polyglotに憧れて

今年の岸田政権を振り返って 

2023年10月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 今年の岸田政権を振り返って 第212回臨時国会が20日に開始され、本日、岸田首相が所信表明演説を実施されました。このニュースをテレビで見ている時、このブログで、今年1月24日の施政方針演説に関して記事を書いたことを思い出しました。 『岸田政権がこれから実施する事、したい事』 岸田政権がこれから実施する事、したい事 本日の新聞に細かい字で首相の施政方針演説全文が掲載されています。これまで読んだことがなかったのですが、今回、じっくり…ameblo.jp そこで、これを機に、前回の施政方針演説で岸田首相が述べられたことがどれくらい実現したのか調べてみることにしました。 まず、前回の第211回通常国会で内閣官房から提出された法律案は五本あります。 第211回 通常国会|内閣官房ホームページ内閣官房の第211回 通常国会の提出法案を掲載しています。www.cas.go.jp 1つめの、孤独・孤立対策推進法は来年4月1日から施行されます。首相の施政方針演説では、「孤独孤立対策の基本となる法案を今国会に提出し、孤独や孤立に寄り添える社会を目指します。」と述べられていましたので、演説の通り、法案が提出され、可決されました。 3つ目の、特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律案に関して、首相の施政方針演説では「フリーランスの取引適正化といった対策も一層強化します」と言及されています。 4番目の脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律案???????は通称、「GX推進法」であり、今年6月30日施行済です。首相の施政方針演説ではGXについて、かなり具体的に時間を割いて言及されました。その内容が、概ねGX推進法に盛り込まれました。その中でも、カーボンプライシングに関しては、脱炭素の動きを加速させる起爆剤になるのではないか、と期待しています。 これに関連して、脱炭素成長型経済構造移行推進戦略が7月28日に閣議決定されています。 「脱炭素成長型経済構造移行推進戦略」が閣議決定されました (METI/経済産業省)昨年2月のロシアによるウクライナ侵略以降、エネルギー安定供給の確保が世界的に大きな課題となる中、GX(グリーントランスフォーメーション)を通じて脱炭素、エネルギー安定供給、経済成長の3つを同時に実現するべく、GX実行会議や各省における審議会等での議論を踏まえて取りまとめた「GX実現に向けた基本方針」の閣議決定、及び「GX推進法」・「GX脱炭素電源法」の成立に…www.meti.go.jp 岸田首相は、こども・子育て政策に関して、かなり時間をかけて説明されていました。それを受けて、今年の4月7日にこども未来戦略会議が開始され、10月2日までに7回実施されました。6月13日にはこども未来戦略方針が閣議決定されています。 こども未来戦略会議|内閣官房ホームページ内閣官房www.cas.go.jp 内容を見ると、子育て世帯に対して、児童手当の増額などかなりの改善がされています。今後もさまざまな施策が実施されるはずなので、現在、子供を育てているとか、子供を産みたいと思っている親には朗報だと思います。 以上、簡単に振り返りました。前回の施政方針演説で首相が述べられたことは、相当程度実行されたと思われます。 テレビなどの報道では、ごく一部だけがクローズアップされて、解説者が様々な私見を述べています。それらが無駄とは言いませんが、所詮は外野が勝手なことを無責任に話しているだけです。テレビの解説者など、何の権限もありません。 国の方針や方向性を決める、最も権限のある人は首相です。多くの重要事項について、最終決裁するのは首相だろうと思われます。従って、首相が何を、どのように述べたのか、という点は重要です。権限のないテレビ解説者が何を言ったか、など大して意味はありません。意思決定者が何を考え、何をどのように述べたか、それが重要です。 この国の将来がどのようになるのか、その方向や方針を知りたいと思ったら、首相の施政方針演説や所信表明演説を軽視してはならないと考えます。好きか嫌いか、賛成か反対か、は別として、ここ数年先の行政の方針や方向性を占う上で、最も参考になるのは意思決定者の考えなのです。 

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ