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兵庫県南部の島

子供の頃の映画館で 

2023年08月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

私が小学校の児童の頃にはよく映画を見に行った。そんなに遠くないところに松竹の映画館があり、母に兄弟皆が連れられて行ったものだ。
姉が中学生の頃に美空ひばりの映画が人気があり、姉が行くから体が大きかった私がボディガードのような感じで付いていったが、美空ひばりのチャンバラ映画でないから、姉が熱中してみているのに、私はゴソゴソして食べていたから、次の機会は姉が嫌がって私を連れて行かなくなった。

映画館では「愛の灯かげ」と言う歌が良く流れていた。今でも歌うことができるほど耳に残っている。

【住むに家なき小鳩のわたし 雨に泣いてた焼野原
 やさしく呼んだあなたの声に ほのぼの咲いた愛の花
  
 小鳩可愛いや小ちやなねぐら 夜は悲しい灯がともる
 あの窓あたりわれ待つ君の 面影いとし並木みち】

大阪市内にもまだ戦災の傷跡があった時代だった。

今日の昼から講座があり、何かの折に私が高校時代の話をした。
大阪環状線がまだ「城東線」と言った時代で、森の宮駅と京橋駅の間の大阪城側に造兵工廠の建物の残骸を見ながら高校へ通ったと話したのだ。今は大きな公園になっているが当時は草ぼうぼうの場所だった。

みんながまだまだ苦労していた時代でこの歌は子供の心にも訴えるものがあったのだ。時々は停電もあったが、マツダ電球の光でご飯を食べ本を読んだのも思い出す。



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