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燃える平原児 

2023年07月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:西部劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の大谷翔平投手。
メジャーでキャリア初となる9回を投げ切り、
初完投&初完封を達成。

今季、最多タイの111球を投げ、8奪三振、1被安打、
3四球という見事な内容。
ネビン監督に「僕が試合を終わらせる」 と完投。
チームはタイガースに6対0で勝利し、
大谷は9勝目\(^o^)/!。

ダブルヘッダー第2試合で、37号2ラン、
4回には2打席連発となる38号ソロホームラン。
7回に痙攣(けいれん)で途中交代したが、
働き過ぎ?

今、BS1で録画中の試合を観ているが、
結果は判っているので、安心して観ることが出来ますね。

今日の映画紹介は『燃える平原児/Flaming Star』。
BSプレミアムで2023年7月28日(金)13:00〜放送。

“キング・オブ・ロックンロール”と呼ばれた、
エルビス・プレスリー主演。

白人と先住民の争いに巻き込まれる牧場一家の悲劇を
ドン・シーゲル監督が描く西部劇。

キャッチフレーズは、
”夕陽もえる大西部の荒野に散った、
   宿命の混血児ブラック・スター!”。
原作はクレア・ハフェイカーの小説「燃える槍」。

舞台は1878年、テキサス西部。

牧場主のバートン(ジョン・マッキンタイア)は、
長男のクリント(スティーブ・フォレスト)と
先住民の後妻ネディ(ドロレス・デル・リオ)、
ネディとの間に生まれた次男の
ペイサー(エルビス・プレスリー)の
4人で幸せに暮らしていた。

クリントは父と先妻の間の息子で、ペイサーは
カイオワ・インディアンのネディと白人の父との混血児だ。

ある日、クリントの誕生日に婚約者の
ロズリン(バーバラ・イーデン)と、
その兄弟や妹が招待され、楽しい一時を過ごす。

だが、その帰宅途中、
バッファロー・ホーン(ロドルフォ・アコスタ)
率いるカイオワ・インディアンに襲撃され、
ロズリンの兄弟2人が殺される。

この事件を契機に一家は白人コミューンから疎外され、
一方カイオワ族の新酋長が一家の前に現れ、
白人とカイオワ族のどちらに付くか決断を迫る。

一家は両陣営から孤立してゆく。

プレスリーの主演作というと、「アイドル映画」と、
すぐ思うが、本作は違いますね。

人種間の争いに苦悩するペイサーを熱演、
その演技が高く評価されました。

スタントマンなしで馬を乗りこなし、
当時、25歳のしなやかな身体は惚れ惚れしますね。

ストーリーは『流血の谷』、『捜索者』、
『許されざる者』などの同様、インディアンの
人種差別を取り上げた、シリアスな内容の映画。

だからか、歌うシーンが少ないです。
冒頭の誕生パーティ・シーンでちらっと歌って、
主題歌を歌っているだけです。

♪♪Elvis Presley - Flaming star♪♪
https://youtu.be/-tssq4IdeeM

タイトルの”Flaming star"とは、「輝く星」で
「インディアンは死を迎える時に輝く星を見る」という
言い伝えから。

そして監督が、クリント・イーストウッドの
『ダーティー・ハリー』やジョン・ウェインの
『ラスト・シューティスト』のドン・シーゲルだけに、
過激なアクションも期待に違わずありました。

製作年は1960年(昭和35年)。



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