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男はつらいよ 寅次郎子守唄 

2023年07月08日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『男はつらいよ 寅次郎子守唄』。
BSテレ東で2023年7月8日(土) 18時30分〜放送。

”風の吹くまま 気の向くまま”の寅さんの14作目。
この映画のマドンナは十朱幸代。

冒頭シーンが唐津市、私の出身地で懐かしいです。
時々、帰郷しては唐津くんちの曳山展示場で曳山を見て、
呼子のいか本家で”いかそうめん”を食べたが、
美味しかったなぁ〜。今は故郷も遠くになりにけり。

TVや映画で故郷の場面を見て、
頭に浮かぶのは室生犀星の
"ふるさとは遠きにありて思ふもの、
そして悲しくうたふもの、よしや、
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや"と、言ったことはさて置いて。

キャッチフレーズは、
”ひでえ目に逢いました。まぁ、私の話を聞いて下さいまし。
大変な拾い物をしてしまったんでさ…”。

寅さん、九州は唐津のおくんち祭りで稼いだ後、
呼子港の木賃宿で赤ん坊連れの男・佐藤幸夫(月亭八方)に
女房に逃げられたこと聞き、酒をおごって元気づけてやった。

ところが、翌朝、寅が目を覚ますと
「この子をよろしくお願いします」という
置き手紙を残して、男は消えていた。

寅さん曰く、
”俺もね、母親を知らねえで育ったんだ、
だからどうも、こういうチビをみると
ひとごとには思えねなくってよ。”と、
赤ちゃんを抱えて困った寅は柴又へ帰る。

たこ社長は、寅が子供をつくったと大騒ぎ、
さくらは赤ん坊のおしめやミルクを用意するのに大忙し。

赤ん坊が熱を出したので、さくら夫婦は、
博が工場で怪我をした時世話になった看護婦の、
木谷京子(十朱幸代)のいる病院へ。

翌日、京子が赤ん坊を見舞いに訪ねた時に、
京子を見た途端、例のごとく一目惚れ。

以来、赤ん坊の病気にかこつけては、
病院通いするようになるのだが…。

この作品からおいちゃんが松村達雄から下條正巳に変わり、
以後48作まで、おいちゃんは下條正巳が演じています。

ところで裏の印刷工場のタコ社長は寅さんと喧嘩友達。
”タコ、タコ”と寅さんに呼ばれていますが、
桂梅太郎と言う名前があるのですが、もっとも、
映画の中でこの名前を聞いたことはないですね。

喧嘩はするけど、
寅さんは社長の苦労を知っていて、時々、
”社長の金の苦労に比べりゃ〜、
俺の色恋沙汰の苦労なんてなぁ、
ヘッ、屁みたいなもんだよ。”と、理解を示すが、
会えば必ず喧嘩するのが変に可笑しいですね。

月亭八方が演じるダメ男に、寅さん、自分の事を棚に上げて、
得意の”恋愛談義”を語るが、何回、聞いても笑えますね。

制作は1974年(昭和49年)、
監督、原作は山田洋次。



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