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花嫁の父 

2023年05月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

日本列島はきょうも各地で夏日・真夏日の予報です。
原因はラニーニャ現象だとか、地球も生きているから、
その年その年で変わって行くのでしょうね。

しかし、昔は夏は大好きだったのだが、
今は年々、暑さにも寒さにが身体に応えます。

今日の映画紹介は
『花嫁の父/Father of the Bride』。
BSプレミアムで2023年5月18日(木)13:00〜放送。

本作も昨年の6月16日に紹介していますが、
BSプレミアムも店仕舞いの準備で、在庫ばかり
並べているのではと、勘ぐってしまいます。

エリザベス・テイラー、スペンサー・トレイシー共演。
娘を嫁に出す父親の複雑な心境を描く傑作コメディー。

原作はエドワード・ストリーターの『Father of the Bride』。

キャッチフレーズは、
”若い貴方に贈る愛と感動の花束…”。

娘のケイ(エリザベス・テイラー)を新婚旅行に送り出して、
弁護士のスタンリー・バンクス(スペンサー・トレイシー)は
終わった披露宴の中へがっくり身を落とし、
今日までの嵐のような日々を振り返る。

「それ」の始まりは3か月前だった。

いつも通り帰宅すると、妻エリー(ジョーン・ベネット)と
家政婦デライラ(マリエッタ・キャンティ)が出迎え、
19歳の長男のベン(トム・アイリッシュ)に車のキーを渡し、
次男のトミー(ラス・タンブリン)と一言の挨拶を交わす、
いつも通りの夜のはずだった。

しかし、ひとり娘のケイは
いつもと違う生き生きとした様子だった。

突如、電話があり”バックリー”と、いう青年からだと言う。
ケイは結婚を夢見て話し始める。

スタンリーは、家に出入りする軽薄あるいは
無能な男たちのうち誰か想像し、気が気ではない。

結婚に猛反対する父親に対し、
ケイはバックリー(ドン・テイラー)が、
現代的で優秀なビジネスマンだと話し、席を外す。

娘を嫁に出す父親の気持ちは古今東西どこでも同じですね。
娘も息子も成長すると親よりも恋人を取るのは世の習い。

判っているけど、あがく父親をスペンサー・トレイシーが
コミカル?に演じています。

彼はバタバタとまとまる娘の結婚話に、
娘と一緒に過ごせる時間を大切にしてとか、
結婚相手の青年は娘にふさわしいか。

青年の両親と初めて会い、家柄を確認と、
又、最大の心配事は結婚費用。

と、父親の気持ちは送り出すまで安らぐことはなかった。

エリザベス・テイラーは当時18歳。
”娘十八 番茶も出花”と、子供から大人へと脱皮する時。
彼女が本作で大人の女性を演じ成功をおさめた最初の作品。

スティーヴ・マーティン、ダイアン・キートン、
キンバリー・ウィリアムズ出演で、
『花嫁のパパ』としてリメイクされたので、
こちらを観た人は多いでしょうね。

監督が「バンド・ワゴン」はじめ、
ミュージカルを手がけたヴィンセント・ミネリだけに
ドタバタ喜劇になってないのはさすがですね。

制作年は1950年(昭和25年)。



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