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吾喰楽家の食卓

憧れの『鶏そぼろ弁当』 

2023年04月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

小学校では、給食があった。
脱脂粉乳を美味しいとは思えなかったが、好き嫌いは無かったので何でも食べられた。
中学校は、給食がなかったので弁当が必要になった。
自営業の家に生まれ育ち、母も家業を手伝っていたから、弁当は作ってくれなかった。

高校を卒業するまでの6年間、学校の売店でパンを買い、弁当の代わりにした。
6歳違いの長兄が中学生の時は、母は弁当を作っていたから、その後、家業が忙しくなったのだろう。
中学校では、鶏そぼろと炒り卵を使った弁当を、頻繁に持ってくる同級生がいた。
彩りが良く、美味しそうな弁当だったので、其れに憧れた。

曖昧な記憶だが、初めて其れを食べたのは、高崎名物の『とり飯弁当』だったと思う。
入社数年後、群馬へ出張する際に往路の車内で食べた駅弁だ。
今の地に移り住んでからは、本店が前橋にある鶏専門店の支店が、熊谷の駅ビルに出来たので、其の店の『とり飯弁当』に替わった。
今は年に何回か、持ち帰りではなく、店内で色々な鶏料理を食べている。

わが家の昼餉で鶏そぼろの三色丼が常連なのは、鶏肉が安いこともあるが、そのルーツは中学生まで遡る。
元々は、鶏そぼろ、ほぐし鮭、炒り卵の三色だったが、昨日の昼餉は、豚そぼろ、炒り卵、しそひじき(ソフトふりかけ)を使った三色丼である。
要するに、三色は何でも良く、時により二色のこともあるが、有り合せで作れるから重宝だ。
初めて使った“しそひじき”だが、期待以上に良い仕事をしてくれた。

   *****

写真
2023年4月9日(日)の昼餉(三色丼)と夕餉(ナメタカレイの塩焼)

お礼
「飲み会(中華料理)in御徒町」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りてお礼申し上げます。



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