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理由なき反抗 

2023年02月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

「三菱重工業は国産初のジェット旅客機
 ”三菱スペースジェット(MSJ)」の開発中止”の報道。

設計変更やトラブルで開発スケジュールは繰り返し延期され、
コロナ禍による旅客需要の激減も逆風となり、万事休す。

零戦を作った三菱重工業ですが、
戦後、米国から航空機のの開発を禁止されたため、
開発技術が途絶え、初めからの開発は厳しかったようです。

半導体もしかり、米国は自国の産業が
二番目に追い上げられて来ると圧力をかけて潰して来ます。
今、その対象が中国になって来ていますが。

今日の映画紹介は明日、放送の
「理由なき反抗/REBEL WITHOUT A CAUSE」。
BSプレミアムで2023年2月8日(水)13:00〜放送。

「エデンの東」でデビューを飾った
ジェームズ・ディーンの主演2作目が本作。
たった3本の作品を遺して24歳でこの世を去った
ジェームズ・ディーンの代表作品。

冒頭のシーンは印象に残ります。
夜の路上でシンバルを叩く猿のおもちゃを
優しく手で包み込み、そのまま泥酔して眠り込むのは
ジム・スターク(ジェームス・ディーン )。

愛に飢え、自暴自棄になった17歳の少年の心情を
上手く表現していますね。

キャッチフレーズは、
”俺たちは、この反抗心をわすれてはいないか?”。

17歳の少年ジム(ジェームズ・ディーン)は泥酔して、
集団暴行事件の容疑者として警察に連行される。

警察署に連行され、そこで夜間外出で保護された少女、
ジュディ(ナタリー・ウッド)と、
子犬を銃で撃った少年のプラトー(サル・ミネオ)と出会う。

行き場を失った3人の運命的な出会い。
つかの間の幸せから悲しい結末へ。
午前3時に始まり、翌日同時刻に終わる24時間の物語。

プラネタリウム近くの空家に忍び込む、ジムとジュディ。
”今朝、目を覚ましたら、太陽が輝いていて
すべてが素晴らしく見えた。そして、君に会った。
こう思ったんだ、ついてるぞ、存分に楽しもうって。
明日は、死んでしまうかもしれないから…”。

”いつも愛してくれる人を求めていたのに、
 逆に愛したわ。ごく自然に…”。
二人は互いに理解しあい、求めていた愛を手に入れる。

ジュディの元カレで不良グループの
リーダー・バズ(コリー・アレン)に挑発され、
校外学習で出かけたプラネタリウム館でのナイフでの決闘。

夜の断崖での”チキン・ラン”と
ジムはやむを得ず、暴走を続ける。

彼は「ジャイアント」の出演シーンを撮り終えた
9月30日に交通事故で死亡。
この映画が公開されたのはその1ヵ月後。

白のTシャツに青いジーンズに赤いジャンパーは
彼のトレードマーク。

まぶしそうな上目遣いの目と憂うつそうな表情に、
所在なさげなたたずまいには、今でも心惹かれます。

原作と監督はニコラス・レイ。
彼の作品ではやはり、西部劇の『大砂塵』がいいですね。
日本での公開は1956年(昭和31年)。



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