Polyglotに憧れて

KAPOK KNOT(ダウンに代わる新素材)について 

2022年12月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


会社を辞めて以降、毎朝食事をしながらNHKの朝ドラを見るのが日課になってます。朝ドラが終わるとすぐにあさイチという番組が始まります。別にあさイチを見る必要はありませんが、ドラマ後、直ちに始まるのでそのまま見ています。内容はどちらかというと主婦向け、女性向けですが、時に結構興味深いトピックもあります。 先月17日(木曜)のあさイチでKAPOKという素材を紹介していました。ダウンに代わる新しい素材で、環境にもやさしいという触れ込みでした。私は地球環境問題を憂慮していますし、SDGs的な情報には関心があるので、番組内容を注意深く見ました。KAPOKというのはインドネシアの自生植物の木の実のことだそうです。見かけはコットンのようですが、繊維の中が空洞になっていて、コットンよりも軽く、暖かい、ダウンの代わりになるとのことでした。しかもダウンより薄くできるそうです。 ダウンは水鳥の羽や羽毛から作ります。確かに暖かくて良い素材ですが、動物を虐待しているという印象があり、やや後ろめたさを感じます。また、ダウンジャケットはモコモコしており脱ぐと嵩張って荷物になります。それに比べてKAPOKは木の実なので樹木を伐採する必要はなく、成長が早いので生産量も確保できそうです。環境への負荷が小さいし、ジャケットとしても薄く、軽くて使いやすそうです。 KAPOKに好意的な印象を持ったのですが、テレビ番組の情報をそのまま信用して良いものでしょうか。よくグルメ番組などで出演者が大袈裟に美味しい美味しいと叫んでいるのを見て、本当にそんなに美味しいのか?と疑いの目で見てしまいます。番組の都合上、大袈裟に誉めているだけではないのかと。所詮は他人の評価であって、本当に美味しいかどうかは自ら確かめてみないとわかりません。KAPOKに関しても、本当のところは自ら着用してみないとわからないはずです。でも、もし本当にダウンのように暖かく、また軽くて薄くて環境への負荷が少ないのならばこれは朗報です。 あさイチの番組を見てKAPOKのことがどうしても気になり、自ら試してみなくては、と思いました。すでにダウンジャケットを持っているので、買うべきかどうか迷いましたが、結局購入しました。ダウンジャケットは暖かいのですが、嵩張るのが欠点です。旅行に出かける際など、荷物を減らしたい時、嵩が大きいと邪魔になります。例えば、冬に暖かいリゾート地へ旅行するといった時、家から空港までは寒いから冬用ジャケットは必要ですが、リゾート地に到着すると分厚いジャケットは邪魔になるだけです。今後、海外旅行する機会も増えるだろうし、その際に役立つのではと思って、KAPOKのジャケットを買うことにしました。オフィシャルサイトは以下の通りです。 KAPOK KNOT | カポックノット公式サイト洗練された都市と自由な自然のスタイルを合わせ、地球環境・生産背景にこだわるサステナブルブランド。木の実由来の新素材「カポック」は高機能なのに木を伐採する必要もなく、アニマルフリー。kapok-knot.com 実際に着用した感想はというと、期待したほどの暖かさは感じないが、薄くて軽いので持ち運びやすい。といったところでしょうか。真冬の吹雪いているような日だと、ちょっと物足りない気がします。やはりダウンジャケットの方が暖かいと感じるでしょう。でも東京の11月下旬から12月、あるいは2月から3月ならこれで十分だと思います。KAPOKという素材は環境にやさしいという点に加えて、まだ一般にそれほど知られていないはずです。何となく人より少し先んじているような気がしてちょっとした優越感のようなものも感じますし、まあ、合格点でしょう。 最近、地球環境に優しい、とか、サステナブル、といった点をアピールした商品が増えているように思います。とても結構なことですが、多くの人が実際にそのような商品を購入しないと普及しないし、影響力も乏しく、効果も限られてきます。私自身も第三者的にただ批判や批評をするのではなく、興味関心を覚えた商品については積極的に購入し、試していきたいと思います。  

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